22日のロンドン株式市場で、FTSE100種総合株価指数は反発。
前日終値に比べ22.26ポイント高の7063.68で引けた。
構成銘柄の約7割が上昇した。
石油株やディフェンシブ銘柄とされる医薬品株などが買われる一方で、
鉱業株と銀行株が売られた。
もっともクリスマス休暇シーズンを迎え、取引は低調だった。
堅調な原油相場を追い風に石油株が全面高となった。
医薬品株や公益事業株、
衣料小売りと食品事業のアソシエーテッド・ブリティッシュ・フーズをはじめ
食品関連株などディフェンシブ銘柄に買いが集まり、軒並み上昇した。
レジャー・外食のウイットブレッドとインターコンチネンタル・ホテルズ・グループ、
テーマパーク運営のマーリン・エンターテイメンツは、
それぞれアナリストが目標株価を引き上げたことを手掛かりに上げた。
午前は売りが先行していた保険株も買い戻された。
半面、銅価格の下落を受けてBHPビリトン、リオ・ティントをはじめ鉱業株が軟調だった。
利益確定目的の売りで銀行株が全面安。
イタリアの銀行問題を巡る懸念も売り材料視された。たばこ株も下落した。