【NQNニューヨーク=内山佑輔】
17日の米株式相場は小動きで始まった。
午前9時35分現在、ダウ工業株30種平均は前日比15ドル97セント高の1万7498ドル98セント、ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は同2.487ポイント高の4987.104で推移している。
アジアや欧州の株式相場の堅調な地合いを引き継いだが、ダウ平均は前日に237ドルと大幅に上げたため、いったん様子見の投資家が多い。
朝方に発表された10月の米鉱工業生産は前月比0.2%の減少で、横ばい程度を見込んでいた市場予想を下回った。
相場の反応はいまのところ限られている。
設備稼働率は前月と変わらない77.5%で市場予想並みだった。
10月の消費者物価指数(CPI)も前月比0.2%上昇と市場予想に沿った結果だった。
個別銘柄ではホームセンター大手のホーム・デポが高い。
取引開始前に発表した2015年8~10月期決算が増収増益となったことが好感されている。
小売り大手のウォルマートも買われている。
16年1月通期の1株利益の見通しの下限を引き上げ、買い材料視された。
一方でカジュアル衣料・雑貨専門店を展開するアーバン・アウトフィッターズが急落。
16日夕に発表した15年8~10月期決算で売上高が伸び悩んだことなどを嫌気した売りが出た。
スポーツ用品小売りのディックス・スポーティング・グッズも大幅安。
15年8~10月期の1株利益が市場予想に届かず失望した売りが出た。
ダウ平均の構成銘柄ではほかにナイキや建機のキャタピラーが安い。