【NQNニューヨーク=横内理恵】
16日の米株式相場はもみ合いで始まった。
午前9時35分現在、ダウ工業株30種平均は前週末比6ドル24セント高の
1万7251ドル48セント、ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は
同2.311ポイント高の4925.572で推移している。
前週末にフランス・パリで起こった同時テロの投資家心理や
実体経済への影響を見極めたいとして売り買いが交錯している。
ニューヨーク連銀が発表した11月の製造業景気指数は
マイナス10.74と、マイナス5程度との市場予想ほど改善しなかった。
ダウ平均では石油のシェブロンやマクドナルドが上げている。
ホテルチェーンのマリオット・インターナショナルが
総額122億ドル(約1兆5000億円)で、
同業のスターウッド・ホテルズ・アンド・リゾート・ワールドワイドを
買収すると発表した。
10月末にスターウッド買収で交渉を進めていると報じられていた
ハイアット・ホテルズも買われている。
マリオットによる1株あたりの買収価格が前週末終値よりも
低かったことなどから、スターウッド・ホテルズが安い。
財務負担を懸念した売りが出てマリオットも下げている。
同時テロの影響で一時的に旅客需要が落ち込むとの警戒感から、
アメリカン航空やデルタ航空、ユナイテッド・コンチネンタル・ホールディングス、
クルーズのカーニバルなどが下落。
四半期決算が減収減益だったブランド衣料小売りのディラーズは大幅安。
ノードストローム、メーシーズなど百貨店株にも売りが続いている。