【NQNニューヨーク=横内理恵】
10月30日の米株式相場は続落した。
ダウ工業株30種平均は前日比92ドル26セント(0.5%)安の1万7663ドル54セントで終えた。
週半ばにダウ平均が約3カ月ぶりの高値を付けるなど直近の高値圏で推移しており、利益確定を目的とした売りが優勢だった。
特に目新しい材料はなかったが取引終了にかけて売りの勢いが強まり、下げ幅を広げて終えた。
週末で様子見ムードが強かったことから方向感に欠け、上げに転じる場面もあった。
四半期決算が市場予想ほど悪化しなかったエクソンモービルなど石油大手が買われた。
ダウ平均は5週続けて上昇。
10月は1378ドル上げ、月間では過去最大の上げ幅となった。
上昇率では2011年10月以来4年ぶりの大きさ。
ハイテク株比率が高いナスダック総合株価指数は同20.526ポイント(0.4%)安の5053.748で終えた。
業種別S&P500種株価指数(全10業種)では「金融」や「生活必需品」など5業種が下げ、「エネルギー」「公的サービス」などが上げた。
ニューヨーク証券取引所(NYSE)の売買高は約11億4000万株(速報)。
ナスダック市場は約19億4000万株(同)だった。
地銀のキーコープが大幅安。同業を買収すると発表し、財務負担を懸念した売りが出た。
四半期決算と合わせて公表した業績見通しが慎重と受け止められたドラッグストアチェーンのCVSヘルスも安い。
決算が大幅な減収減益だったものの、予想を上回った石油のエクソンモービルやシェブロンが高い。
決算と併せて発表した業績見通しが市場予想を上回ったバイオ製薬のアッヴィが大幅高。
前日夕に増収増益決算を発表したコーヒーチェーンのスターバックスは小高い。
決算が予想を上回ったビジネス向け交流サイト(SNS)のリンクトインにも買いが膨らんだ。