【NQN香港=桶本典子】
22日の中国株式市場で上海株式相場は続落して始まった。
寄り付き時点の上海総合指数は前日比28.385ポイント(0.85%)安の3292.291を付け、心理的節目の3300台を下回った。
中国共産党の重要会議である第18期中央委員会第5回全体会議(5中全会)を前に、売買を手じまう動きが続いた。
ただ、指数が前日に3%超と大幅に下落した後だけに値ごろ感に注目した買いは入りやすく、その後は指数は下げ渋り、小幅高に転じる場面もある。
1~9月期の国有企業利益の減益率が1~8月期から拡大し、国有企業株を中心とした主力銘柄に売りが先行した。
銀行株や不動産株が総じて下落して始まった。
前日の米原油先物相場の下落を背景に、資源株は軒並み安で始まった。
半面、インフラ株やメディア株など政策の恩恵が期待できる銘柄には買いが先行した。
中国人民銀行(中央銀行)が前日、中期貸出制度(MLF)により1055億元の資金を供給したほか、習近平国家主席の訪英に伴う海外事業の拡大期待も根強い。
空運株が大幅高で始まった。