【NQNニューヨーク=神能淳志】
(コード@NFLX/U)動画配信大手の米ネットフリックスが14日夕発表した2015年7~9月期の決算では売上高が前年同期比23%増の17億3835万ドル(約2070億円)、純利益が50%減の2943万ドルだった。
米国外を中心に新規の加入者数を増やしたが、コンテンツ拡充や海外進出などの費用がかさみ収益を圧迫した。
主力の動画配信事業の売り上げは全体で3割増えた。
米国で2割を超える伸びを維持したほか、積極投資を続ける海外は5割増だった。
7~9月期の総利用者数は6917万人と前期(4~6月期)から362万人増えた。
海外では274万人増えた半面、米国内では88万人増と7月に示した会社計画(115万人増)を大きく下回った。
ネットフリックスは支払いに使うカードの仕様変更など「非自発的な解約が過剰な予測の原因だった」とみている。
10~12月期の純利益は1000万ドル、1株利益は0.02ドルと見込む。
動画配信事業の加入者数は国内外で伸びが加速し、7~9月期からは515万人増えると予測した。
14日夕の米株式市場の時間外取引でネットフリックス株が下げに転じている。
通常取引を前日比0.50ドル(0.5%)高の110.23ドルで終えた後、終値を1割近く下回る100ドル近くまで急落する場面があった。
売上高や純利益が市場予想を下回ったほか、米国での加入者数の伸びが会社計画に未達で終わったことが嫌気された。
10~12月期の加入者数の見通しが市場の期待に届かなかったことも売りにつながった。
ただ、その後は下げ渋っている。