14日の米株式相場はもみ合いで始まった。ダウ30ドル安、 | 人生の水先案内人

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(カッコ内は前営業日比)

ダウ工業株30種(ドル)
    米東部時間9時38分  17047.98(‐33.91)

      寄り付き    17079.08(‐2.81)
   前営業日終値    17081.89(‐49.97)


ナスダック総合
    米東部時間9時38分  4808.02(+11.42)
      寄り付き    4801.35(+4.74)
   前営業日終値    4796.61(‐42.03)

S&P総合500種
    米東部時間9時38分  2002.91(‐0.78)
      寄り付き    2003.66(‐0.03)
   前営業日終値    2003.69(‐13.77)


【NQNニューヨーク=神能淳志】

14日の米株式相場はもみ合いで始まった。

午前9時35分現在、ダウ工業株30種平均は前日比30ドル54セント安の1万7051ドル35セント、ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は同2.759ポイント高の4799.368で推移している。

世界的な景気の先行きに対する不透明感が米株式相場の売りを誘った。もっとも、発表が本格化している米主要企業の四半期決算を見極めたいとして下値も限定的で、ダウ平均は上げに転じる場面もあった。

 
取引開始前に発表された9月の米小売売上高は前月比0.1%増と市場予想(0.2%増程度)をやや下回った。

変動が大きい自動車・部品を除く売上高は0.3%減り、2カ月連続のマイナスとなるなど米景気を支える消費の弱さが意識されて米株式相場の重荷となった。

中国で発表された物価指標が市場予想よりも悪化し、アジアや欧州の株価指数が総じて下げたことも投資家心理を冷やした。

 
ただ、決算発表シーズンを迎えて米株式相場の下値は限られている。

朝方発表された9月の米卸売物価指数(PPI)は前月から0.5%下げ、市場の予測よりも下落率が大きかった。

市場では「小売売上高とともに米連邦準備理事会(FRB)に対して利上げを慎重にさせる理由を与える」(CIBCワールド・マーケッツ)との見方も浮上。

米債券市場では長期金利が低下し、外国為替市場では円やユーロに対してドルが売られるなど、米利上げ時期が遅れるとの観測も引き続き米株式相場を下支えした。

 
個別銘柄では、半導体世界最大手のインテルが安い。

前日夕に発表した四半期決算では業績が市場予想よりも悪化しなかったが、業績を支えるデータセンター部門の伸びが期待に届かなかったとの見方もあり、売りが先行した。

発表した四半期決算で1株利益などが市場予想に届かなかった金融大手のJPモルガン・チェースも売られたほか、ゼネラル・エレクトリック(GE)や建機のキャタピラーなども下げた。

 
一方で、米銀大手のバンク・オブ・アメリカが高い。

取引開始前に発表した2015年7~9月期決算では最終損益が黒字に転じ、1株利益などが市場予想を上回ったことが好感された。

発表した四半期決算が大幅な増益となったデルタ航空も買われたほか、旅行予約サイトのプライスライン・グループとの事業提携を発表した旅行情報サイトのトリップアドバイザーが2割を超えて急伸。ダウ平均の構成銘柄では製薬のファイザーやメルクが買われた。