【シカゴ時事】
来週のシカゴ商品取引所(CBOT)の大豆先物相場は、バイオディーゼル需要に支えられ、堅調に推移しそうだ。
トウモロコシは順調な生育に圧迫され、上値が重い展開が続くとみられる。
翌週の農産物需給報告、6月末の作付面積報告と四半期在庫報告も意識され始めており、様子見ムードが広がる可能性もある。
アーチャー・フィナンシャル・サービシズのグレッグ・グロウ氏は「米環境保護局(EPA)が公表したバイオディーゼルの使用義務量を材料に、大豆は来週上伸するだろう」と指摘。トウモロコシは弱含みとの見通しを示した。
同氏によると、大豆7月物の下値支持線と上値抵抗線はそれぞれ925セントと950セント。
トウモロコシ7月物はそれぞれ345セントと360セント。
今週の大豆先物相場は、方向感の乏しい展開が続いた後、週末29日にEPAが公表したバイオディーゼルの使用義務量が予想を上回ったとして、上伸して引けた。
トウモロコシは良好な作柄に圧迫され、軟調な展開が続いた。
今週のクロップ・プログレス(24日時点)によると、今回初めて公表されたトウモロコシの作柄状況で、「優」「良」の占める割合は74%だった。
29日の終値は以下の通り(1ブッシェル当たり)。
トウモロコシ7月物=前週末比8.50セント安の351.50セント、
大豆7月物=9.75セント高の934.00セント、
小麦7月物=38.25セント安の477.00セント(了)