
人気ブログランキングへ
【シカゴ時事】
来週のシカゴ商品取引所(CBOT)の穀物先物市場は、買い材料に乏しく、上値が重い展開が続きそうだ。
米中西部のコーンベルトは来週は天候に恵まれ、作付けが進むと予想されている。鳥インフルエンザの急拡大により、トウモロコシや大豆の飼料需要が減少するとの懸念も相場を圧迫している。
米農務省のクロップ・プログレスによると、19日時点のトウモロコシの作付け進捗(しんちょく)率は9%となり、過去5年平均の13%を下回ったものの、前年の6%は上回った。
来週からは、トウモロコシの発芽率と大豆の作付け進捗率も公表される。
農務省によると、2014年12月以降に鳥インフルエンザが確認された七面鳥やニワトリの農場は、ミネソタ、ウィスコンシン両州を中心に、23日までで77カ所に達した。
このうち24農場では20日以降に鳥インフルエンザが発生しており、事態は悪化の一途をたどっている。
今週のトウモロコシ先物相場は、米国で作付けが進展するとの観測や、鳥インフルエンザの拡大に圧迫されて下落。
大豆は、ブラジルのトラック運転手のストへの懸念から上伸したものの、深刻な事態にはならないとの見方から値を消した。
24日の終値は次の通り(1ブッシェル当たり)。
トウモロコシ5月物=前週末比15.25セント安の364.50セント
▽大豆5月物=1.00セント高の969.75セント
▽小麦5月物=8.50セント安の486.00セント(了)