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【ロンドン・ロイターES=時事】
週明け20日の金現物相場は、米株高や堅調なドル相場を受け、1オンス=1200ドルを下回る水準まで下落した。
トレーダーらは、中国の新たな景気刺激策や、ギリシャがデフォルト(債務不履行)に陥る可能性などを見極めようとしている。
金現物は米東部時間午後3時5分時点で0.8%安の1オンス=1194.68ドル。
ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物6月きりは
9.40ドル安の1193.70ドルで引けた。
米金融大手モルガン・スタンレーがこの日発表した2015年1~3月期決算が金融危機後の最高益となったことを受け、米国株が上昇。
金で限られた利益しか出せていない投資家が株式市場に引き付けられた。
RBCキャピタル・マーケッツ(ニューヨーク)の貴金属ストラテジスト、ジョージ・ジェロ氏は「ファンドは運用成績が上がるところならどこにでも資金を配分しなければならない。
きょうは株価が3桁も上昇したため、ファンド筋が金に資金を振り向けていない」と述べた。
同氏によると、株高がドルの上昇にもつながったとみられ、金相場をさらに圧迫する要因になったという。(了)