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【ニューヨーク・ロイターES=時事】
週明け20日の米欧石油相場は、サウジアラビアの原油生産量が過去最高に近い水準にあるとの報に圧迫されたものの、米国の原油受け渡し拠点であるオクラホマ州クッシングの在庫(14日から4日間)が減少したとの報に支えられた。
またトレーダーらによると、イエメン近海への米海軍艦船派遣を受けた緊張や、サウジアラビアによるイスラム教シーア派系武装組織「フーシ派」への軍事攻撃に関する警報発令も相場を下支えた。
英国産標準油種の北海ブレントは、一時1ドル超下落したものの、結局は横ばいの1バレル=63.45ドルで終了した。
米国産標準油種のWTIは0.64ドル高の1バレル=56.38ドルで終了。
この日の値幅は2ドル強だった。
ニューヨークのヘッジファンド、アゲイン・キャピタルのジョン・キルダフ氏は「この日は相矛盾する材料が存在したのは明らかだった。米原油在庫の減少が強気筋を刺激する一方、弱気筋はサウジによる記録的な原油生産に飛び付いた」と指摘した。
市場筋によると、エネルギー情報会社ゲンスケープのデータでは、クッシングの在庫が14~17日に90万バレル超減少した。(了)