アリババ主導のネットブームに陰りか-米ナスダック最高値圏も | 人生の水先案内人

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米ナスダック総合指数がドットコム時代に付けた過去最高値まであと一歩に迫るなか、中国のインターネットブームをめぐる熱狂は落ち着きつつある。

米株式市場に昨年上場した中国ドットコム14銘柄の半数が現在、公募価格を下回る。

アリババ ・グループ・ホールディングの株価は公募価格を上回っているものの、昨年11月の上場来高値からは28%下げた。

これら14銘柄の年初来株価は平均で3.1%安となっており、同6.1%上げているナスダック指数とは対照的だ。

アリババが過去最大となる250億ドル(現在のレートで約3兆円)の新規株式公開(IPO)を実施した昨年9月時点では投資家心理は極めて良好だったが、中国テクノロジー企業の相次ぐ業績下振れでそれが悪化しつつある。

中国ミニブログ運営会社の微博や中国のモバイル端末向けチャットアプリの陌陌(モモ)など昨年のIPO銘柄の売上高は投資家の予測に届かなかった。

ロンドンに本拠を置くアミヤ・キャピタルのストラテジスト、マイケル・ワン氏は18日に電子メールで、「市場は神経質になっている」と指摘した上で、「投資家が戻ってくるかどうかは疑問だ」と述べた。

こうした業績下振れと株価低迷は中国経済の減速を映し出した面もあるが、中国の株価指数全般を見ると、それだけでは説明がつかない。

上海総合指数 は昨年半ば以降で77%上昇し、年初来でも12%上げているのに対し、米株式市場に上場する中国株のブルームバーグ指数は今年これまでに5.1%高にとどまる。

6億4900万人の利用者を擁する世界最大のインターネット市場の成長期待を背景に、投資家は中国のIPO銘柄に米国の同業を上回るバリュエーション(株価評価)を与えていた。

だが、競争激化などで売上高が伸び悩んでいることから、投資家はこうした高めの評価を下げつつある。

原題:As Nasdaq Soars, China’s Alibaba-Led Dot-Com Boom Starts to Fade(抜粋)

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ニューヨーク Ye Xie yxie6@bloomberg.net

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Richard Richtmyer

更新日時: 2015/03/23 10:51 JST