【シカゴ時事】
来週のシカゴ商品取引所(CBOT)の穀物先物相場は、手掛かり材料に乏しく、レンジ取引が続きそうだ。
市場参加者の関心は、今月末に米農務省が発表する作付け意向面積や四半期在庫報告に移っており、様子見ムードが強まるとみられる。
週明け16日には全米油実加工業者協会(NOPA)が2月の大豆圧砕高を発表する。
ロイター通信によると、市場予想は1億4853万7000ブッシェル。
1月の1億6267万5000ブッシェルから減るものの、予想通りの結果となれば2月としては最高となる。
10日発表された農務省農産物需給報告では、米国産トウモロコシの2014~15年度の期末在庫予測は17億7700万ブッシェルと前月から下方修正され、市場予想(ロイター通信調べ)の18億2600万ブッシェルも下回った。
米大豆は3億8500万ブッシェルに据え置かれ、市場予想(同)の3億7600万ブッシェルを上回った。
今週のトウモロコシ先物相場は、需給報告で期末在庫が予想以上に下方修正されたことで一時上伸したものの、買いは長く続かず、ドル高にも圧迫され、週後半に値を下げた。
大豆は、期末在庫が据え置かれたことに加え、南米の豊作やドル高に圧迫され、軟調に推移した。
小麦は、米プレーンズの乾燥懸念に支えられて反発した。
13日の終値は次の通り(1ブッシェル当たり)。
トウモロコシ5月物=前週末比5.5セント安の380.50セント、
大豆5月物=11.00セント安の974.00セント、
小麦5月物=19.5セント高の502.00セント
(了)