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【シカゴ時事】
来週のシカゴ商品取引所(CBOT)の大豆やトウモロコシの先物相場は、上値の重い展開になりそうだ。
南米が豊作の見通しとなり、世界的に需給緩和が進むとの見方が強まっている。
米国の生産高も2015~16年度は前年度に比べて減少するものの、高い水準が見込まれている。
米農務省は今週開いた展望会議(アウトルック・フォーラム)で、15~16年度については、大豆、トウモロコシともに作付面積は前年度に比べ減少するとの予測を示した
。収穫面積やイールドも前年度を下回り、生産高は大豆が前年度比4.3%減の38億ブッシェル、トウモロコシが4.4%減の135億9500万ブッシェルと見込んだ。
いずれも過去最高の大豊作となった前年度から減少するものの、大豆の生産は歴代2位、トウモロコシも歴代3位の水準を見込む。
平均価格は大豆が9.00ドル(前年度10.20ドル)、トウモロコシが3.50ドル(同3.65ドル)と、いずれも下落基調が続くとの見通しを示した。
今週の大豆先物相場は、展望会議で示された作付面積の予測が予想を下回ったことで上伸。
週末20日は利益確定売りで反落して取引を終えた。
トウモロコシは展望会議の予測を受けて急伸する場面もあったものの、方向感の乏しい値動きに終始した。
プライス・フューチャーズ・グループのジャック・スコビル氏は「来週は大豆、トウモロコシともに弱含みで推移するだろう」との見通しを示した。
20日の終値は以下の通り(1ブッシェル当たり)。
トウモロコシ3月物=前週末比2.00セント安の385.25セント、
大豆3月物=8.75セント高の999.25セント、
小麦3月物=22.75セント安の510.25セント(了)