【ニューヨーク・ロイターES=時事】
週末26日の米欧石油相場は、ドル高や、米国での供給過剰を背景に下落した。
リビアでの生産量の減少をめぐる懸念は支援材料。
米エネルギー情報局(EIA)が24日発表した原油在庫統計は、
前週比730万バレルの増加となり、相場を圧迫。
事前のアナリスト調査では減少が予想されていた。
グローバル・ハンター証券のリチャード・ヘースティングス氏は
「(相場の安定に関する)信頼という点ではまだ相当弱く、
このように改めて下値を試すケースが起きている」と話した。
ジェフリーズ(ニューヨーク)のアンドリュー・ルボー氏
「24日の(EIA統計の)数字は極めて弱気だったので、
完全には消化されていない可能性がある」と話した。
11月の日本の原油輸入量は前年同月比17.3%減の
1468万キロリットル(日量308万バレル)だった。
英国産標準油種北海ブレント先物2月きりは
0.79ドル安の1バレル=59.45ドルで終了。
米国産標準油種WTI先物2月きりの終値は
1.11ドル安の54.73ドルだった。
リビア国営石油会社の広報担当者によると、
同国の産油量は武力衝突の影響で11月平均の
約半分に相当する日量35万2000バレルに減少している。(了)