新規株式公開(IPO)市場が活況だ。
11日は一気に4社が東証マザーズ市場に上場し、
いずれも株価水準を切り上げた。
GMO TECHとスノーピークは公募・売り出し価格(公開価格
)の2倍を超える初値を付け、残りの2社は買い注文が
殺到して取引が成立しなかった。
日経平均株価は3日続落と軟調だが、
個人投資家のIPO株への投資意欲は衰えをみせていない。
スマホ向け広告のGMOTEの初値は1万3640円と、
公開価格の2.4倍に達した。
キャンプ用品を販売するスノーピークは5390円と同2.3倍だった。
法律相談サイトを運営する弁護士ドットコム、
中古ビルの再生事業を手掛けるビーロットは、
ともに公開価格の2.3倍まで気配値を切り上げた。
IPO株の初値が公開価格を上回るのは10月のリクルートホールディングス以来、
11社連続となる。12月のIPO社数は28社と2006年以来の多さだ。
「上場後にすぐに高値で売り抜けられ、IPO株を狙う個人投資家の
資金の回転が効いている」(いちよし証券の宇田川克己氏)という。
11日、東京証券取引所は14年のIPO数が80社(プロ向け市場への
上場を含む)になりそうだと発表した。
昨年の58社から22社増え、5年連続の増加となる。