12月5日米株式相場は小幅ながら反発し、主な株価指数は最高値を更新 | 人生の水先案内人

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12月5日(ブルームバーグ):
米株式相場は小幅ながら反発し、主な株価指数は最高値を更新した。

非農業部門雇用者数が予想を上回り、
ダウ工業株30種平均は1万8000ドルにあと10ドル未満となる場面もあった。

ただしエネルギー株が下げたため、相場は全体に伸び悩んだ。

銀行株は上昇し、ダウ平均の銘柄では
JPモルガン・チェースとゴールドマン・サックス・グループの上げが目立った。

アパッチやシェブロンなどエネルギー株は続落。

バンク・オブ・アメリカが投資判断を引き下げたグーグルは2.2%安。
S&P500種 株価指数は前日比0.2%上げて2075.37で終了。
ダウ工業株30種平均は58.69ドル(0.3%)高の17958.79ドルで終えた。
小型株で構成するラッセル2000指数は0.8%高。

TDアメリトレード・ホールディングのチーフストラテジスト、ジョー・キナハン氏は「雇用統計の内容はすばらしく、全セクターで雇用は増加した。ウォール街が予想していなかった数字だ。市場はサプライズを好まないため売り圧力が見られたが、数字自体は売るには良過ぎる内容だった」と述べた。

11月の雇用統計では非農業部門雇用者数(事業所調査、季節調整済み)が前月比で32万1000人増と、2012年1月以来で最大の増加幅となった。

雇用者数の増加幅は、ブルームバーグ・ニュースがまとめたエコノミスト調査の最も強気な予想も上回った。
前月は24万3000人増と、速報値から上方修正された。

失業率は前月と同じ6年ぶり低水準の5.8%だった。
平均時給は前月比で0.4%増と、昨年6月以来の高い伸びとなった。




「2カ月前なら悪材料」

エバーバンク・ウェルス・マネジメント(セントルイス)のシニア・マーケット・ストラテジスト、クリス・ギャフニー氏は「市場は経済が自立できるかどうか見極めようとしている。2カ月前ならこのような数字は株価には悪材料となっていたかもしれない。しかし、金融当局の流動性供給なしに経済は成長できると市場が考えるような領域に入った可能性がある」と語った。

週間ベースではS&P500種は0.4%上昇。
7週連続高と、年初来で最長の上昇局面となった。10月の安値からは11%高。

スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)がイタリアの格付けを引き下げると、株価は伸び悩み始めた。
格下げは低成長や債務の大幅増が理由。
原油相場が5年ぶり安値を付け、S&P500種のエネルギー株指数は1.2%下落した。
シェブロンは1.3%安と、ダウ平均の構成銘柄で下げが最もきつい。

セクター別動向
高配当の銘柄を売る動きとなり、通信サービス株は0.2%、公益事業株は0.8%それぞれ下げた。
S&P500種のセクター別 では5業種が上昇。
金融株は1%高と、最も上げた。

ウェルズ・ファーゴ・プライベート・バンクの副最高投資責任者(CIO)、エリック・デービッドソン氏は「金融株は景気全体を反映する。正常な金利環境に戻る可能性は銀行には建設的なことだ。健全な経済環境と正常なイールドカーブで、金融機関は預金者から預かった資金を高い金利で貸し付ける機会を与えられる」と述べた。

原題:U.S. Stocks Climb to Records as Payrolls Overshadow Energy Slump(抜粋)

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更新日時: 2014/12/06 07:48 JST