[シドニー 28日 ロイター] -
S&P/ASX200指数
大引け 5313.0 87.9安
前営業日終値 5400.9 4.7高
28日のシドニー株式市場の株価は、
7週間ぶりの大幅下落で引けた。
3日ぶりの反落。
国際石油市場で原油価格の代表的指標の
北海ブレント先物が3年ぶりの大幅下落を記
録したことで、豪州産商品(コモディティー)
の需要への懸念が生じ、エネルギー株が売
りこまれ、シドニー株の下げを主導した。
S&P/ASX200指数 は、
前日終値比87.9ポイント(1.6%)
安の5313.0で終了。
1日の下落率としては10月10日以来の大きさだった。
エネルギー株指数は7.6%急落した。
28日中盤のシドニー株式市場の株価はエネルギー銘柄主導で急落。原油相場の大幅
安を受け、長期的にオーストラリアのコモディティ(商品)需要が減退するとの懸念が浮
上した。
北海ブレント原油相場 は27日、1日の下落幅としては2011年以来で最
大となるバレル当たり6ドル以上の下げを演じた。
世界の原油市場での供給過剰にもかか
わらず、石油輸出国機構(OPEC)が同日の総会で減産を見送ったのが背景。
CMCマーケッツの主任市場アナリスト、リック・スプーナー氏は「供給過剰や控え
めな需要の伸びを主因として、コモディティー相場全般が下落するシナリオに目を向けて
いる」と指摘。「仮に原油相場が現在の水準から回復するとしても、今後しばらくの間、
原油相場低迷が続く可能性がある。株価はこうした原油市場の状況に対応しているかもし
れない」と述べた。
S&P/ASX200指数 は0148GMT(日本時間午前10時48分)
現在、75.6ポイント(1.4%)安の5325.3となっている。
下落率としては1
0月10日以来の大きさ。
サントス が10%安と、原油関連銘柄の急落を主導。
オイル・サーチ
オリジン・エナジー
資源銘柄では、BHPビリトン が3%安。
一方、リオ・ティント は約2%高。
鉄鉱石価格下落にもかかわらず、
来年2月の通期決算発表時に、株主還元を充
実させると公約したことが好感されている。
銀行株も下落。
ウエストパック銀行 は1.7%安、
オーストラリア・ニュージーランド(ANZ)銀行 は1.2%安。
原油安を受け、カンタス航空 は5%高。
同社はジェットスター・ジャパンに
追加出資する計画を明らかにした。