[パリ 11日 ロイター] -
アラブ首長国連邦(UAE)のエミレーツ航空[EMIRA.UL]は、
欧州エアバスの航空機「A350」70機の発注をすべて取り消した。
エアバスと、エンジンメーカーのロールス・ロイスには予想外の痛手。
キャンセルを受けて、「A350」の全体の受注数は10%程度減る。
「A350」は米ボーイングの787ドリームライナーの対抗機種であり、
およそ6カ月後の運用開始が見込まれている。
エミレーツは2007年、
「A350─900」50機と「A350─1000」20機を発注。
当時の表示価格で計160億ドル、現在の価格では約220億ドル。
2019年に引き渡し開始の予定だった。
エミレーツは、発注取り消しについて「2007年の『A350』70機の契約は失効した。
航空機ニーズを見直している」と説明した。
一方のエアバスは「A350プログラムには強い自信を持っている。
受注は今年拡大すると見込んでいる」とする内容の声明を発表した。