【シカゴ時事】
来週のシカゴ商品取引所(CBOT)の穀物先物相場は、引き続き下落しそうだ。
トウモロコシ、大豆ともに天候に恵まれ、今秋の豊作への期待が一段と強まっている。
11日に発表された7月需給報告によると、米トウモロコシの期末在庫予想は
2013~14年度が12億4600万ブッシェル、14~15年度は
18億0100万ブッシェルと、いずれも前月から上方修正され、市場予想も上回った。
イールド(エーカー当たりの収量)は7月中・下旬の受粉期を前に据え置かれたものの、
当面は良好な天候が予想されており、来月以降に上方修正される可能性がある。
米大豆の期末在庫予想も、13~14年度、14~15年度ともに引き上げられた。
14~15年度は4億1500万ブッシェルと見込み、
現実になれば06~07年度以来8年ぶりの高水準となる。
14~15年度の生産高も過去最高の38億ブッシェルに上方修正された。
今春に市場で大きなテーマとなった需給逼迫(ひっぱく)懸念はほぼ解消された。
米アーチャー・フィナンシャル・サービシズのグレッグ・グロー氏は
「トウモロコシ、大豆ともに来週も下落が続く」との見方を示した上で、
トウモロコシ12月物の下値支持線は360セント、上値抵抗線は395セント、
大豆11月物はそれぞれ1060セント、1100セントと指摘した。
11日の終値は次の通り(1ブッシェル当たり)。
トウモロコシ7月物=前週末比17.25セント安の399.75セント、
12月物=30.5セント安の384.75セント
▽大豆7月物=92.0セント安の1295.75セント、
11月物=58.5セント安の1075.0セント
▽小麦7月物=53.25セント安の514.75セント、
9月物=53.5セント安の526.0セント(了)