4月28日(ブルームバーグ):
欧州の為替・株式・債券・商品相場は次の通り。
(表はロンドン午後6時現在)
為替 スポット価格 前営業日 ユーロ/ドル 1.3848 1.3834 ドル/円 102.47 102.16 ユーロ/円 141.89 141.30 株 終値 前営業日比 変化率 ダウ欧州株600 334.13 +.63 +.2% 英FT100 6,700.16 +14.47 +.2% 独DAX 9,446.36 +44.81 +.5% 仏CAC40 4,460.53 +16.90 +.4% 債券 直近利回り 前営業日比 独国債2年物 .17% +.00 独国債10年物 1.50% +.01 英国債10年物 2.66% +.03 商品 直近値 前営業日比 変化率 金 現物午後値決め 1,299.00 -2.25 -.17% 原油 北海ブレント 108.54 -1.04 -.95%
◎欧州株:上昇、M&A活発化-対ロ追加制裁の影響めぐる懸念和らぐ
28日の欧州株式 相場は上昇。
企業の合併・買収(M&A)活発化でアストラゼネカやバイエルが上げ、ロシアの個人や企業を対象にした米国の追加制裁をめぐる懸念を和らげた。
英製薬会社アストラゼネカ は14%急伸し上場来高値を付けた。
同社買収に米ファイザーが依然関心があることを明らかにした。
ドイツのバイエルは3.3%上昇。
第1四半期利益が予想を上回ったほか、合成樹脂部門の売却模索が伝えられたことが買い材料。
一方、英石油会社BPは1%安。
同社が出資するロシアのロスネフチの最高経営責任者が米制裁の対象となった。
独エンジニアリング会社シーメンスは2.5%下落。
関係者によれば、同社は仏アルストムに資産交換を提案し、米ゼネラル・エレクトリック(GE)による買収案に対抗した。
ストックス欧州600指数 は前週末比0.2%高の334.13で終了。
一時は0.6%高となったものの、米国のロシア制裁強化で上げ幅を縮めた。
コメルツ銀行の株式ストラテジスト、
マルクス・ウォルナー氏(フランクフルト在勤)は
「短期的には、このところのM&A活発化が前向きなセンチメントを助長
している」と述べた上で、
「ウクライナ危機が引き続き不透明感をもたらしている。
これは日々の相場動向が不安定な状態にとどまることを意味する」と続け
た。
28日の西欧市場では18カ国中12カ国で主要株価指数が上昇。
仏CAC40指数は0.4%、
独DAX指数は0.5%それぞれ上げた。
英FTSE100指数は0.2%高となった。
原題:European Stocks Advance Amid M&A Deals, U.S. Sanctions onRussia(抜粋)
◎欧州債:イタリア国債が下落、入札を控え-ドイツ債も下げる
28日の欧州債市場ではイタリア国債が下落し、10年債利回りは約2週間ぶりの高水準 となった。
同国は29日の国債入札で最大90億ユーロ相当を発行する。
イタリア財務省は5年債を最大35億ユーロ入札するほか、10年債を30億ユーロ、2019年11月に満期を迎える変動利付債を25億ユーロそれぞれ発行する予定。
この日はドイツ10年債も値下がり。企業買収の動きの強まりから株高となり、域内で最も安全とされる同国債の需要が後退した。
米連邦公開市場委員会(FOMC)が週内に開かれるほか、欧州中央銀行(ECB)は定例政策委員会を来週行う。
INGグループ(アムステルダム)の
債券ストラテジスト、アレッサンドロ・ジアンサンティ氏は
「明日の入札がイタリア国債のスプレッド(利回り格差)拡大に大きな役割を果たしている」と発言。さらに
「周辺国債で利益を確定させる動きも多少ある。
FOMCとECB会合が大きな注目イベントだ」と付け加えた。
ロンドン時間午後4時12分現在、イタリア10年債利回りは前週末比3ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)上昇の3.13%。
これは15日以来の高水準。
同国債(表面利率4.5%、2024年3月償還)価格は0.255下げ111.70。
ドイツ10年債 利回りは2bp上げて1.50%となった。
原題:Italian Bonds Fall Before Debt Sale Tomorrow; BundsDecline(抜粋)
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西前 明子
更新日時: 2014/04/29 02:16 JST