3月4日(ブルームバーグ):
米ハンフォード・サイトの核廃棄物貯蔵施設の除染などの管理業務を担当しているCH2Mヒルは、日本の原子力発電所の廃炉にビジネスチャンスを見いだしている。
廃炉管理担当のバイスプレジデント、ロバート・キューリー氏は、
メルトダウン(炉心溶融)を起こした福島第一原発と同じ形式の
古い原子炉について、日本が今後10年以内に廃炉を進める可能性が
高いとの見通しを示した。
キューリー氏は「廃炉は大きな市場になる。
今後5年間ではまだかもしれないが、
10年以内にはそうなるだろう」と述べた。
キューリー氏は2月21日の電話インタビューで、
福島第一原発については、運営会社の東京電力が廃炉計画を
主導しているため、すぐには仕事に結び付かないとの見方を示した。
同氏は都内で開かれた福島第一原発関連のフォーラムに出席した。
ワシントン州シアトルの南東に位置するハンフォード・サイトの敷地面積は586平方マイル(約1518平方キロメートル)。
1944年-87年に稼働していた9基の原子炉の廃炉に数千人の技術者が取り組んでいる。
同サイトの研究所やプルトニウム精製施設は、世界初の原爆を製造したマンハッタン計画の拠点の一つだった。
原題:CH2M Hill Sees Business in Decommissioning Japan AtomicPlants(抜粋)
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更新日時: 2014/03/04 11:19 JST