【シカゴ時事】
来週のシカゴ商品取引所(CBOT)の穀物先物市場では、米国の堅調な輸出ペースの持続を確認するため、引き続き輸出統計が注目される。
南米の生産に影響を及ぼす天候も材料となる見通し。
大豆ミール相場が最近、大豆相場の支援材料となっており、大豆ミールの輸出などに関するニュースにも関心が集まりそうだ。
今週のトウモロコシ相場は、連休明けは大豆相場につれ高の展開。チャートに基づく投機筋の買いに上げ基調を維持し、週末は利食い売りに押されたものの、中心限月5月物は続伸して越週した。
大豆は、南米の天候をめぐる懸念が強まり大幅高で始まり、米農務省展望会議(アウトルック・フォーラム)で公表された見通しも支援材料となる中、中心限月5月物は続伸して今週の取引を終えた。
20日のアウトルック・フォーラムで明らかにされた米国の今春の作付面積見通しは、トウモロコシが9200万エーカーと、前年度の9540万エーカーから減少。
一方、大豆は7950万エーカーと、前年度の7650万エーカーから増加すると見込まれた。
大豆の面積は市場予想を下回る水準。
来年度の生産が予想よりも少なくなるとの見方から、相場の支援材料となった。
来週で2月が終わるため、米国の作付けに関するニュースへの関心が徐々に
高まりそうだ。
また南米では、アルゼンチンよりもブラジルの大豆生産に悪影響を及ぼす天候が注目されており、「大豊作が豊作になった可能性がある。
あと2週間ぐらいは状況が気になる」(市場関係者)との指摘が出ている。
プライス・フューチャーズ・グループのジャック・スコビル氏によると、
トウモロコシ5月物の上値抵抗線は470セント、下値支持線は450セント。
大豆5月物の上値抵抗線は1375.00セント、下値支持線は1324.00セント。
21日の終値は以下の通り(1ブッシェル当たり)
トウモロコシ5月物=前週末終値比8.25セント高の459.00セント
▽大豆5月物=35.25セント高の1360.25セント
▽小麦5月物=9.25セント高の605.50セント(了)