2月4日(ブルームバーグ):
ニューヨークの為替・株式・債券・商品相場は次の通り。
(表はNY午後4時現在)
為替 スポット価格 前営業日 ユーロ/ドル 1.3514 1.3525 ドル/円 101.66 100.98 ユーロ/円 137.38 136.57 株 終値 (暫定値) 前営業日比 変化率 ダウ工業株30種 15,445.24 +72.44 +.5% S&P500種 1,755.20 +13.31 +.8% ナスダック総合指数 4,031.52 +34.56 +.9% 債券 直近利回り 前営業日比 米国債2年物 .31% +.01 米国債10年物 2.62% +.05 米国債30年物 3.59% +.06 商品 (中心限月) 終値 前営業日比 変化率 COMEX金 (ドル/オンス) 1,251.20 -8.70 -.69% 原油先物 (ドル/バレル) 97.35 +.92 +.95%
◎NY外国為替市場
ニューヨーク外国為替市場では円が対ドルで下落。
アジアの取引時間では約2カ月ぶりの高値を付けたものの、新興市場通貨の上昇を受けて、安全な逃避先としての需要が後退した。
過去2週間の新興市場をめぐる混乱は行き過ぎだとの見方から、ドルはトルコ・リラと南アフリカ・ランドに対して下落した。
株価の上昇と米国債の下落も背景にある。
豪ドルは米ドルに対して昨年6月以来の大幅高。
オーストラリア準備銀行(中央銀行)はこれまでの声明に盛り込まれていた豪ドル相場は「不快なほど高い」との文言を削除した。
欧州中央銀行(ECB)が追加の景気刺激策を打ち出すのではないかとの思惑から、ユーロは主要16通貨の大半に対して下落した。
野村セキュリティーズ・インターナショナルの
外国為替ストラテジスト、チャールズ・サンタルノー氏(ニューヨーク在勤)は電話インタビューで、
「リスク回避の動きが強まっていたが、この日はそれが弱まり、円が打撃を受けた」と指摘した。
ニューヨーク時間午後2時44分現在、
円はドルに対して前日比0.6%安の1ドル=101円62銭。
アジアの取引時間には100円76銭と、昨年11月21日以来の高値を付ける場面もあった。
対ユーロでは0.6%下落の1ユーロ=137円32銭。
ユーロは対ドルで0.1%安の1ユーロ=1.3514ドル。
◎米国株式市場
米株式相場は上昇。
この日は企業決算や12月の製造業受注統計の内容を見極める展開となった。
S&P500種株価指数は前日、昨年6月以降で最大の下げとなっていた。
ニューヨーク時間午後4時過ぎの暫定値では、S&P500種 株価指数は前日比0.8%高の1755.20。
ダウ工業株30種平均は72.44ドル(0.5%)上昇し15445.24ドル。
資産運用会社リーマン・ファイナンシャルの
シニア・ポートフォリオマネジャー、イーサン・アンダーソン氏は
「米国経済はなお順調に前進している。決算も堅調だ」と指摘。
「これら全てを合わせて考えると、列車が軌道から外れていることを示唆する要素は何もない。
現在は極めて健全な調整局面だ」と続けた。
S&P500種は前日2.3%下落。
製造業活動を示す指数が予想以上に低下したことが嫌気された。
◎米国債市場
米国債市場では10年債が3日ぶりに下落。
利回りを3カ月ぶり低水準に押し下げた米国債相場の上昇は勢いを失いつつあるとの見方が広がった。
世界最大の債券ファンドを運営する米パシフィック・インベストメント・マネジメント(PIMCO)の共同創業者
ビル・グロース氏は、米国債を「引き続き購入する」と表明し、償還期限4-5年の国債を推奨した。
3月6日に償還期限を迎えるTビル(財務省短期証券)のレートは3月以来の高水準に上昇。
財務省は債務を上限内にとどめる特別措置は2月末に尽きる可能性があると述べている。
10年債利回りは上昇。新興市場国通貨の大半が上昇し、米国債に逃避する動きが後退した。
RWプレスプリッチの政府債取引担当マネジングディレクター、
ラリー・ミルスタイン氏(ニューヨーク在勤)は
「新興市場は落ち着きつつあり、株価も上向きだ。
この動きが米国債に対する安全逃避需要を一部後退させた」と述べた。
ブルームバーグ・ボンド・トレーダーによれば、ニューヨーク時間午後3時30分現在、10年債利回りは前日比4ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)上昇の2.62%。
同年債(表面利率2.75%、2023年11月償還)価格は11/32下げて101 1/8。
◎NY金先物市場
ニューヨーク金先物相場は反落。
過去4営業日で3度目の下落となった。
新興国通貨の持ち直しを背景に、代替投資の金買いが後退した。
この日は南アフリカ・ランドやトルコ・リラが対ドルで上昇した。
インテグレーテッド・ブローカレッジ・サービシズ(シカゴ)の
ヘッドディーラー、フランク・マギー氏は
電話インタビューで、「きょうは安定の兆しがやや出てきている」と指摘。
「金の上昇は勢いがなくなりつつあるようだ」と述べた。
ニューヨーク商業取引所(NYMEX)COMEX部門の金先物4月限は前日比0.7%安の1オンス=1251.20ドルで終了した。
◎NY原油先物市場
ニューヨーク原油先物相場は反発、3日ぶりに上昇した。
寒さの影響で先週分の留出油の在庫が減少したとの観測が広がったほか、米国株の上昇が寄与した。
アイアイトレーダー・ドット・コムの市場担当シニアストラテジスト、ビル・バルーク氏(シカゴ在勤)は「投資家は留出油の在庫に注目している」と述べ、「確実にそれが主な関心事項になるだろう。
株式相場は安値から抜け出しつつあり、それが原油価格を押し上げている」と続けた。
ニューヨーク商業取引所(NYMEX)の原油先物3月限は前日比76セント(0.8%)高の1バレル=97.19ドルで終えた。
更新日時: 2014/02/05 06:34 JST