1月7日(ブルームバーグ):
ニューヨークの為替・株式・債券・商品相場は次の通り。
(表はNY午後4時現在)
為替 スポット価格 前営業日 ユーロ/ドル 1.3616 1.3629 ドル/円 104.56 104.22 ユーロ/円 142.36 142.04 株 終値 (暫定値) 前営業日比 変化率 ダウ工業株30種 16,530.94 +105.84 +.6% S&P500種 1,837.88 +11.11 +.6% ナスダック総合指数 4,153.18 +39.50 +1.0% 債券 直近利回り 前営業日比 米国債2年物 .39% +.00 米国債10年物 2.94% -.02 米国債30年物 3.89% -.01 商品 (中心限月) 終値 前営業日比 変化率 COMEX金 (ドル/オンス) 1,229.60 -8.40 -.68% 原油先物 (ドル/バレル) 93.86 +.43 +.46%
◎NY外国為替市場
ニューヨーク外国為替市場ではドルが上昇。
原油輸入の大幅減で11月の米貿易赤字が予想以上に縮小し、米国資産の魅力が高まった。
ボ
ストン連銀のローゼングレン総裁が景気回復のペースは遅過ぎるとの認識を示したことを受けて、ドルは上げ幅を縮小した。
スイス・フランはユーロに対し約2カ月ぶり安値に下落。
欧州の高利回り債が上昇し、相対的に安全なフランの需要が後退した。
カナダ・ドルは2010年5月以来の安値。
カナダの貿易赤字の大幅増が手掛かりとなった。
野村セキュリティーズ・インターナショナルの外国為替ストラテジスト、チャールズ・サンタルノー氏(ニューヨーク在勤)は米貿易赤字の縮小について、
「エネルギー輸入の減少が大きく影響している。
ここ数年見られた多額の貿易赤字が徐々に縮小することを示唆しており
、これはドルにプラスだ」と指摘。
「米経済の成長を示す指標が力強さを増しており、ドルを今後も支えるだろう」と続けた。
ニューヨーク時間午後1時53分現在、
主要10通貨に対するドルの動きを示すブルームバーグ・ドル・スポット指数 は前日比0.2%上昇の1025.55。
前日は0.2%下げていた。
フランは対ユーロで0.4%安の1ユーロ=1.2369フラン。
昨年12月18日以降で最大の下げ。
一時1.2374フランと、10月15日以来の安値を付けた。
円はドルに対し0.3%安の1ドル=104円50銭。
前日は0.6%上げていた。
ユーロは対ドルでほぼ変わらずの1ユーロ=1.3619ドル。
◎米国株式市場
7日の米国株 は反発。
4営業日ぶりに上昇した。
病院や医療保険関連の株が買われた。
今週は労働省が雇用統計を発表するほか、企業の第4四半期決算発表シーズンが始まる。
ニューヨーク時間午後4時過ぎの暫定値では、
S&P500種株価指数 は前日比0.6%高の1837.88。
ダウ工業株30種平均は105.84ドル(0.6%)上げて16530.94ドル。
ウェルズ・ファーゴ・プライベート・バンクの地域担当の
最高投資責任者(CIO)、ジョン・リンチ氏は電話取材に対し、
「誰もが8日の米連邦公開市場委員会(FOMC)議事録と10日の
雇用統計を待っている。
これが米国株への信頼感を一層強める材料となる可能性がある」と述べた。
アルミ生産のアルコア は9日の引け後に四半期決算を発表し、第4四半期の決算シーズンがスタートする。
ブルームバーグがまとめたアナリスト予想によると、S&P500種採用企業の今年の増益率は平均で9.7%と、前年のほぼ2倍が見込まれている。
売上高は3.8%増が予想されている。
◎米国債市場
米国債相場は上昇。
10年債利回りは2日連続で低下した。
ボストン連銀のローゼングレン総裁は量的緩和策を「極めて緩やかな」ペースで縮小すべきであるとの考えを示した。
3年債入札(発行額300億ドル)で需要が10月以来の低水準にとどまったため、米国債相場は伸び悩む場面もあった。
財務省は
8日に10年債(発行額210億ドル)、
9日に30年債(同130億ドル)の入札を実施する。
10年債と3年債の利回り差は縮小した。
8日には12月の連邦公開市場委員会(FOMC)会合の議事録が公表される。
CIBCワールド・マーケッツのマネジングディレクター兼米国債トレーディング責任者、トム・トゥッチ氏(ニューヨーク在勤)は入札について、
「まずまずだった。現状で強い需要があるかどうかは確信できない。
8日と9日の入札で市場は試されるだろう」と述べた。
ブルームバーグ・ボンド・トレーダーによれば、ニューヨーク時間午後2時15分現在、既発3年債利回りは前日比ほぼ変わらずの0.75%。
同年債(表面利率0.625%、2016年12月償還)価格は99 5/8。
10年債利回り は2ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)低下の2.94%。
◎NY金先物市場
ニューヨーク金先物相場は続落。
1週間ぶりの大幅安となった。
ドルの上昇や米金融緩和縮小の見通しが背景。
ドル は主要10通貨のバスケットに対して過去6営業日中、5日目の上昇となった。8日には米連邦公開市場委員会(FOMC)の議事録(12月17、18日分)が公表される。
TDセキュリティーズ(トロント)の
商品戦略責任者、バート・メレク氏は電話インタビューで、
「FOMCが緩和にどのくらい真剣なのかを人々は知りたがっており、
あすにさらなる詳細が出てくる」と指摘。
「ドルの上昇も金にはマイナスに働いている」と述べた。
ニューヨーク商業取引所(NYMEX)COMEX部門の金先物2月限は前日比0.7%安の1オンス=1229.60ドルで終了。
中心限月としては先月30日以来の大幅下落となった。
◎NY原油先物市場
ニューヨーク原油先物相場は反発。
昨年9月以来で最長の連続安から下げ止まった。
ドイツの失業者数が5カ月ぶりに減少し、株高につながったことが背景にある。
また米国を襲ったほぼ20年ぶりの大寒波や、8日発表される統計で原油在庫の6週連続減少が示されるとの見方も影響した。
コンフルエンス・インベストメント・マネジメント(セントルイス)の
市場担当チーフストラテジスト、ビル・オグレイディ氏は
「経済が全般に回復しつつある兆候が続いている」と指摘。
「気温の低下はエネルギーの需要を押し上げる。
今の時点では原油需要に対して強気な材料が多数ある」と続けた。
ニューヨーク商業取引所(NYMEX)の原油先物2月限は前日比24セント(0.26%)高の1バレル=93.67ドルで終了。
更新日時: 2014/01/08 06:29 JST