12月31日(ブルームバーグ):
ニューヨークの為替・株式・債券・商品相場は次の通り。
(表はNY午後4時現在)
為替 スポット価格 前営業日 ユーロ/ドル 1.3756 1.3801 ドル/円 105.31 105.15ユーロ/円 144.86 145.09 株 終値 (暫定値) 前営業日比 変化率 ダウ工業株30種 16,576.66 +72.37 +.4% S&P500種 1,848.36 +7.29 +.4% ナスダック総合指数 4,176.59 +22.39 +.5% 債券 直近利回り 前営業日比 米国債2年物 .38% +.00 米国債10年物 3.03% +.06 米国債30年物 3.97% +.07 商品 (中心限月) 終値 前営業日比 変化率 COMEX金 (ドル/オンス) 1,202.30 -1.50 -.12% 原油先物 (ドル/バレル) 98.65 -.64 -.64%
◎NY外国為替市場
31日のニューヨーク外国為替市場ではユーロが対ドルで5日ぶりに下落。
域内の経済成長ペースが米国に及ばないとの観測が広がり、欧州中央銀行(ECB)が低金利を維持するとの見方が強まった。
ユーロは主要16通貨の大半に対して下げた。
円は対ドルで下落。
年間ベースでの下落率は1979年以来で最大となった。
英ポンドは対ユーロで3週ぶり高値をつけた。
アナリストの予想では今週発表される英住宅価格統計は上昇を示し、住宅ローン承認件数も増加が見込まれている。
ピアポント・セキュリティーズ・ホールディングスの
グローバルストラテジスト、ロバート・シンチ氏は
「特に来年下半期はユーロが下落すると予想している。
米当局による資産購入はペースが減速し、ほぼゼロになるだろう」
と続けた。
ニューヨーク時間午後2時現在、
ユーロは対ドルで0.2%下げて1ユーロ=1.3776ドル。
27日には2年ぶり高値の1.3893ドルをつけた。
ユーロは対円で0.1%下げて1ユーロ=145円。
円は対ドルで0.1%下げて1ドル=105円26銭だった。
年間下落率は17.6%となった。
◎米国株式市場
米株式相場 は上昇し、主要株価指数は過去最高値を更新した。
12月の米消費者信頼感指数や10月の住宅価格指数の上昇が好感された。
S&P500種株価指数の年間値上がり率は1997年以降で最大となった。
ニューヨーク時間午後4時過ぎの暫定値では、
S&P500種株価指数は前日比7.29ポイント(0.4%)高の1848.36の過去最高値。
年間では30%高。
ダウ工業株30種平均はこの日72.37ドル(0.4%)高の16576.66ドル。
同じく過去最高値を記録した。
バンヤン・パートナーズのチーフ市場ストラテジスト、
ロバート・パブリク氏(ニューヨーク在勤)は電話取材に対し、
「素晴らしい年だった。
これまでの市場の動きに投資家は非常に満足しているだろう」
と語った。
◎米国債市場
米国債は下落。
10年債利回りは約2年ぶり高水準に上昇した。
消費者信頼感指数や住宅価格指数の上昇で、金融当局が
来年に債券購入プログラムを終了するとの観測が強まった。
30年債利回りも2011年以来の高水準を付けた。
米国債のリターンは年間ベースでは09年以降で初のマイナス。
当局が資産購入を縮小していく中で経済は底堅さを示すとの
見方が広がっている。
10年債利回りは今年1.2ポイント上昇し、現在3%前後で推移している。
ブルームバーグのアナリスト調査によれば、来年末までに3.4%に上昇すると予想されている。
米財務省は1月2日に、来週実施する国債入札の規模を発表する。
ED&Fマン・キャピタル・マーケッツ(ニューヨーク)の債券トレーディング担当
シニアバイスプレジデント、マイケル・フランゼーセ氏は
「金利は上昇すると考えて良い。
問題は上昇するかどうかではなく、いつ上昇するかだ」とし、
「投資家はポジションを減らしつつある」と続けた。
ブルームバーグ・ボンド・トレーダーによれば、ニューヨーク時間午後2時現在、10年債利回りは前日比6ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)上昇の3.03%。
これは11年7月以来の高水準。
同年債(表面利率2.75%、2023年11月償還)価格は15/32下げて97 5/8。
30年債利回り は7bp上げて3.97%と、11年8月以来の高水準。
5年債利回り は4bp上昇の1.74%。
米証券業金融市場協会(SIFMA)は
この日の現物取引を
ニューヨーク時間午後2時までとし、
あす元日については全日休場とするよう勧告した。
◎NY金先物市場
ニューヨーク金先物相場は下落。
一時半年ぶり安値を付けた。また年間ベースでは過去30年で最大の下げとなった。
景気回復で安全資産としての金需要が後退したことが背景。
ニューヨーク商業取引所(NYMEX)COMEX部門の金先物2月限は前日比0.1%安の1オンス=1202.30ドルで終了した。
一時1181.40ドルと、6月28日以来の安値を付けた。
今年は28%下落した。
TDセキュリティーズ(トロント)の商品戦略責任者、
バート・メレク氏は電話取材で
「今年は量的緩和縮小への懸念と株式の素晴らしいパフォーマンスが
金相場にはマイナスとなった」と分析。
「景気が回復の兆しを示す中で、安全資産としての価値は大きく減退している。金を買う理由が見当たらないことから、価格は3月までにオンス当たり1125ドルに低下する可能性がある」と続けた。
◎NY原油先物市場
ニューヨーク原油先物相場は続落。
3日の米エネルギー情報局(EIA)在庫統計発表を前に先週の在庫が増えたとの見方が広がっている。
アイアイトレーダー・ドット・コムの
市場担当シニアストラテジスト、ビル・バルーク氏(シカゴ在勤)は
「大量の原油が精製されたが、消費はされていない」と指摘。
「このため、石油製品の在庫が積み上がった。
市場は先週の上昇基調を経て、今は弱気に傾いている」と続けた。
ニューヨーク商業取引所(NYMEX)の原油先物2014年2月限は前日比87セント(0.88%)安の1バレル=98.42ドルで終了。
月間では6.1%の上昇。年間では7.2%上げた。
更新日時: 2014/01/01 06:38 JST