丸紅は穀物部門を米穀物大手のガビロン(ネブラスカ州)に
移管・統合する検討に入った。
丸紅は6月、米穀物取引量3位のガビロンを
約2860億円で買収することで合意。
米国、中国など11カ国の規制当局の認可を受け次第、
買収の完了を予定する。
こうした中で「今の日中関係下では“米国本社”の方が
中国の輸出に有利」(同社幹部)と、
米ガビロンへの一本化の判断に動いている。
丸紅は2011年度、
総合商社トップの年間約2200万トンの穀物取引高を持つ。
一方、全米に145カ所の穀物集荷施設を持つガビロンの
11年の年間穀物取引量は約3000万トン。
合計で5200万トンの総取引量を達成することになる。
丸紅は需要が急激に拡大してきた
中国に年間約1100万トンの大豆やトウモロコシを輸出している。
特に飼料・畜産分野では、
国営企業のシノグレンと合弁で中国全土で飼料工場を展開している。