10月15日(ブルームバーグ):
資産家で投資家のジョージ・ソロス氏は15日、
中国では家計消費が経済に占める割合が低下傾向にあり、
同国の成長は鈍化しているとの見方を示した。
ソロス氏はニューヨークで開かれた
全米企業エコノミスト協会(NABE)の会議で、
「これまで機能してきた成長モデルが息切れしつつある。
個人消費が国内総生産(GDP)に占める割合が低下しているためだ」と述べた。
同割合は半分から3分の1に下がっているという。
中銀当局者は「成長モデルを修正し、経済全体に占める家計の比率が何とか高まるようにする必要がある」と語った。
各国中銀が景気浮揚に向けて実施した前例のない措置については、
「不況を阻止する」ために必要だとする一方で、景気回復時にインフレを招かずに刺激策から脱却できるかどうか「大きな疑問だ」と発言。
「非常に繊細な2段階の手順を踏む」とし、
「まず、利用できる資金量を増やす。最終的には景気がより速い成長を回復した段階で資金を減らさなければならない」と述べた。
その上で、「それは可能だと考えられるが、まだ実施していない」とし、
「最終的にインフレ率が大幅に高まる可能性が現実味を帯びることもあり得る」と述べた。
原題:Soros Says China Growth Out of Steam on Consumption ShareDrop(抜粋)
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更新日時: 2012/10/16 10:03 JST