10月1日(ブルームバーグ):
欧州の為替・株式・債券・商品相場は次の通り。(表はロンドン午後6時現在)
為替 スポット価格 前営業日 ユーロ/ドル 1.2889 1.2860 ドル/円 78.00 77.96 ユーロ/円 100.54 100.21 株 終値 前営業日比 変化率 ダウ欧州株600 272.33 +3.85 +1.4% 英FT100 5,820.45 +78.38 +1.4% 独DAX 7,326.73 +110.58 +1.5% 仏CAC40 3,434.98 +80.16 +2.4% 債券 直近利回り 前営業日比 独国債2年物 .05% +.03 独国債10年物 1.45% +.01 英国債10年物 1.74% +.01 商品 直近値 前営業日比 変化率 金 現物午後値決め 1,787.00 +11.00 +.62% 原油 北海ブレント 111.74 -.65 -.58%
◎欧州株式市場
1日の欧州株式 相場は約3週間ぶりの大幅高となった。
前週末公表されたスペインの銀行ストレステスト(健全性審査)の結果で資本不足額が予想を下回ったほか、9月の米製造業活動が4カ月ぶりに拡大したことが手掛かりとなった。
仏銀クレディ・アグリコルは7.4%上昇。
不採算のギリシャ部門の売却交渉を始めたことが買い材料。
インターナショナル・エアラインズ・グループ(IAG)は3.6%高。
国際航空運送協会(IATA)が航空業界の今年の利益見通しを上方修正したことが好感された。
一方、増資計画を発表したスペインのポプラール・エスパニョール銀行は2カ月ぶりの大幅安となった。
ストックス欧州600指数 は前週末比1.4%高の272.33で終了。
これは先月6日以降で最大の値上がり。
MWBフェアトレード・ウェルトパピエルハンデルスバンクの
株式トレーダー、アンドレアス・リプコウ氏(フランクフルト在勤)は
「スペインの銀行の資本不足額は市場で予想されたほど悪くなかった」
と述べ、「先週、市場は過剰反応し、現在はその反動が起こっている」
と続けた。
ストックス欧州600指数は先週2.7%下げ、6月初め以降で最もきつい下げとなっていた。
この日の西欧市場では、18カ国全てで主要株価指数が上昇した。
原題:European Stocks Rise on Spanish Stress Tests,U.S. Manufacturing
(抜粋)
◎欧州債券市場
1日の欧州債市場ではスペイン国債が3営業日続伸。
同国の銀行業界の資本不足額が予想より低いことが前週末、銀行ストレステスト(健全性審査)の結果で明らかになり、域内の債務危機が封じ込められつつあるとの楽観が強まった。
格付け会社ムーディーズ・インベスターズ・サービスがスペインの銀行資本増強は信用格付けにプラスとの見方を示したことも好感された。
イタリア製造業の縮小ペースが9月に緩まったことが統計で示され、同国の10年債利回りは1週間ぶりの低水準を付けた。
比較的安全とされる資産の需要が後退し、ドイツ国債は下落。
欧州中央銀行(ECB)は4日に金融政策を討議する。
ジェフリーズ・インターナショナル(ロンドン)の
シニア欧州エコスト、マーチェル・ アレクサンドロビッチ氏は
「先週の展開でスペイン情勢がやや明確になったことから、
安堵(あんど)感が広がった」とし、
「ECB会合を控え、安全を求める動きが後退する可能性がある。
この会合では市場支援のためECBはできる限りの措置を講じる
準備があるとのメッセージを繰り返す公算が大きい」と続けた。
ロンドン時間午後4時7分現在、
スペイン10年債利回り は前週末比7ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)
低下の5.87%。
先週は18bp上昇した。
同国債(表面利率5.85%、2022年1月償還)価格はこの日、
0.51上げ99.855。
ドイツ10年債利回り は前週末比2bp上昇の1.46%。
先月28日には1.42%まで下げ、同月5日以来の低水準を付けた。
英国債
英国債相場は下落。
格付け会社フィッチ・レーティングスが先月28日に英国の政府債務のピークは従来予想よりも高い水準となるとの見解を示したことが手掛かり。
10年債利回りは前週末比2bp上げ1.75%。
同国債(表面利率1.75%、2022年9月償還)価格は0.18下げ100.025となった。
原題:Spanish Bonds Gain Third Day on Bank Outlook;German Bunds Fall
(抜粋)
Pound Falls Most in 2 Weeks Versus Euro asManufacturing Shrinks(抜粋)
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更新日時: 2012/10/02 02:55 JST