8月24日(ブルームバーグ):欧州の為替・株式・債券・商品相場は次の通り。
(表はロンドン午後6時現在)
為替 スポット価格 前営業日 ユーロ/ドル 1.2536 1.2564 ドル/円 78.66 78.49 ユーロ/円 98.61 98.62 株 終値 前営業日比 変化率 ダウ欧州株600 268.00 +.31 +.1% 英FT100 5,776.60 +0.00 +0.0% 独DAX 6,971.07 +21.50 +.3% 仏CAC40 3,433.21 +.65 +.0% 債券 直近利回り 前営業日比 独国債2年物 .01% +0.00 独国債10年物 1.36% -.02 英国債10年物 1.53% -.04 商品 直近値 前営業日比 変化率 金 現物午後値決め 1,667.00 +1.75 +.10% 原油 北海ブレント 114.03 -.98 -.85%
◎欧州株式市場
24日の欧州株式相場 は小幅反発。
ギリシャはユーロ圏にとどまるために自らの責務を果たさなくてはならないとするドイツのメルケル首相発言をきっかけに日中は下げていたものの、欧州中央銀行(ECB)が利回り目標レンジの設定を検討中と伝わったことから、取引終盤に下げ渋る展開となった。
ストックス欧州600指数は週間ベースでは6月以来で初の下落。
鉱山株指数が大きく下落し、英・オーストラリア系のリオ・ティントが1.6%、
同BHPビリトンが1.4%それぞれ下げた。
デンマークの鉱業用品メーカー、NKTホールディングは9%安。
同社の4-6月(第2四半期)売上高は予想に届かなかった。
一方、フィンランドの携帯電話メーカー、ノキア は4.2%上昇した。
ストックス欧州600指数 は前日比0.1%高の268.0で終了。
一時は0.6%下落する場面もあった。
週間では1.8%安。前週までは11週連続で上昇していた。
スピロ・ソブリン・ストラテジー(ロンドン)のマネジングディレクター、
ニコラス・スピロ氏は
「投資家が現時点で最も懸念している2つの問題が、根強い不安の原因になっている。その問題というのはギリシャのユーロ圏離脱と、ECBのスペインとイタリア国債購入プログラムだ」と電子メールで指摘。
「9月はセンチメントが極めて変化しやすく、緊迫感の高い月間になるだろう。すでに失望させられる兆しがみられる」と述べた。
ロイター通信は、ECBが新たな債券購入プログラムの下で利回り目標の設定を検討していると、同中銀当局者を匿名で引用して報じた。
原題:European Stocks Are Little Changed; Stoxx 600Falls for the Week
(抜粋)
◎欧州債券市場
24日の欧州債市場ではドイツ国債が上昇し、10年債利回りは3週ぶり低水準を付けた。
ドイツの憲法裁判所が恒久的な救済基金の合法性をめぐる判断を下すまで、欧州中央銀行(ECB)は国債買い入れ計画の詳細を明らかにしない方針だと、中銀関係者2人が明らかにした。
イタリアとスペインの国債相場は軟調となった。
メルケル独首相はギリシャのサマラス首相とのベルリンでの会談後、一つの措置で危機を解決することはできないと言明。
ECBが利回り目標レンジの設定を検討しているとのロイター通信の報道を受け、ドイツ国債は上げ幅を縮小した。
INGグループの先進国市場債券責任者
パドライク・ガービー氏(アムステルダム在勤)は
ECBの次回会合や国際債権団であるトロイカのギリシャ訪問、オランダの議会選挙について言及し、「ユーロ圏の重要な問題が山場に差し掛かりつつある中、9月に入ろうとしている」と述べた。
さらに「こうした問題の一つでも悪化すれば、われわれは危険な領域に戻る。私はドイツ国債をロング(買い持ち)にすることを選好する」と続けた。
ロンドン時間午後4時46分現在、
ドイツ10年債 利回りは前日比2ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)
低下の1.36%。一時は1.32%と、3日以来の低水準を付けた。
同国債(表面利率1.75%、2022年7月償還)価格は0.17上げ103.575。
前週末比では14bp下げ、週間ベースでは7月6日終了週以来で最大の下げとなった。
ドイツ2年債利回りはマイナス0.012%で、前日からほぼ変わらず。
デンマークの2年債利回りはマイナス0.213%。
イタリア10年債利回りは前日比2bp上昇し5.72%。
同年限のスペイン債利回り は8bp上げ6.42%となった。
原題:German Yields Fall to 3-Week Low as ECB MayDelay Bond Purchases(抜粋)
◎英国債市場
24日の英国債相場は3日続伸。
英経済が4-6月(第2四半期)にマイナス成長となったことが確認され、イングランド銀行(英中央銀行)が量的緩和策を延長するとの観測が高まった。
10年債 は週間ベースでもプラスとなった。
ドイツの憲法裁判所が恒久的な救済基金の合法性をめぐる判断を下すまで、欧州中央銀行(ECB)は国債買い入れ計画の詳細を明らかにしない方針だと、中銀関係者2人が明らかにした。
これを受けて債務危機が収束するとの楽観が後退した。
RIAキャピタル・マーケッツの債券ストラテジスト、
ニック・スタメンコビッチ氏(エディンバラ在勤)は、
「経済は非常に弱いという根本的な状況が英国債への支援要因と
なっている」と語った。
ロンドン時間午後5時現在、
10年債利回りは前日比4ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)低下の1.53%。
前週末比では14bp低下した。
同国債(表面利率4%、2022年3月償還)価格は0.38上げ121.835。
英政府統計局(ONS)がこの日発表した4-6月期の国内総生産(GDP)改定値は前期比0.5%縮小した。
先月25日発表の速報値は0.7%減だった。
原題:Gilts Rise for 3rd Day After U.K. EconomyContracts; Pound Falls
(抜粋)
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更新日時: 2012/08/25 02:48 JST