2012.8.17 08:22
【ワシントン=柿内公輔】
16日の米株式市場で、交流サイト(SNS)最大手フェイスブックの株価が
一時19・69ドルまで下落し、上場来安値を更新した。
上場前からの主要株主にも同日から売買が認められ、
手持ちの株式を処分する動きが広がったとみられる。
終値は前日比1・33ドル安の19・87ドル。
20ドルの大台も割り込み、公開価格(38ドル)の半値近い水準で低迷が続いている。
上場直後の大量売却を防止するため、
主要株主の取引を一定期間禁じる「ロックアップ条項」が解除され、
市場で取引可能なフェイスブックの株式数が約6割も増加。
大株主の売り注文が膨らむとの見方が、投資家心理を冷やした。
フェイスブックは5月18日にナスダック市場に上場したが、
販促費などコスト増で4~6月期決算が最終赤字に転落。
携帯端末事業の出遅れなど、先行きの業績も懸念されている。