8月15日(ブルームバーグ):
きょうの日本株市場で、株価変動材料のあった銘柄の
午前の値動きは以下の通り。
グリー (3632):一時前日比6.9%安の1357円。
14日に連結決算を発表、2013年6月期の営業利益予想のレンジは740億-840億円とした。
ブルームバーグ・データによるアナリストの事前予想平均878億円を下回るとともに、前期比では11%減-1.5%増となり、減益の可能性を懸念する売りが優勢となった。
ゴールドマン・サックス証券では、目標株価を1500円から1360円に下方修正。前期第4四半期の国内課金売上高の縮小は想像以上だったとし、今期は第1四半期業績の落ち込みは避けられず、先行投資負担も大きいと指摘した。
大王製紙 (3880):一時4.1%安の471円。
自動車、食品分野を中心に段ボールは堅調だったが、印刷用紙の低調や市場価格低下の影響が衛生用紙などで見られ、4-6月期(第1四半期)の連結営業利益は前年同期比38%減の15億6600万円だった、と14日に発表。
前期比29%増の135億円で据え置いた13年3月通期計画に対する進ちょく率は12%で、計画未達の可能性が懸念された。
東燃ゼネラル石油 (5012):一時2.9%安の661円。
第2四半期(4-6月期)に石油・石油化学製品マージンが低調に推移したことなどを踏まえ、12年12月期の連結営業利益見通しを従来の550億円から120億円に下方修正する、と14日に発表。
前期比では減益率が75%から94%に拡大するもようで、収益性の悪化が嫌気された。
ツクイ (2398):一時14%安の1360円。
公募による新株発行と売り出しで、手取り概算で最大41億円を調達すると
14日に発表。
資金はデイサービスセンター、有料老人ホームの建設協力金、建物取得資金、借入金返済などに充当予定。
1株価値の希薄化、将来的な売り圧力の増加を懸念する売りが膨らんだ。
東証1部の下落率トップ。
日立ハイテクノロジーズ (8036):一時2.8%高の1989円。
BNPパリバ証券は14日、投資判断を「ホールド」から「買い」に、目標株価を2000円から2500円に引き上げた。
測長検査装置の需要が急増、エッチング装置のシェアも拡大しているとし、13年3月期の連結営業利益予想を従来の330億円から360億円に見直した。
会社側の計画値は前期比18%増の300億円。
AOCホールディングス (5017):一時8.1%高の266円。
SMBC日興証券は14日、投資判断を「アンダーパフォーム」から「中立」に引き上げた。
目標株価は300円を継続。
ベリテ (9904):一時5.9%安の80円。
ブランド事業は伸びたものの、デフレ傾向の継続などで主力の宝飾事業が低調、4-6月期(第1四半期)の営業損失は2億1800万円と前年同期の9900万円から拡大した、と14日に発表。
2億7000万円の黒字を見込む13年3月通期見通しは維持し、計画未達を懸念する売りに押された。
リブセンス (6054):一時3.9%高の2958円。
社会的な認知度・信頼度の向上で求人情報メディア事業を中心に需要が増加、12年12月期の営業利益予想を従来の7億1900万円から前期比2.2倍の11億3300万円に上方修正する、と14日に発表。
収益規模の拡大を好感する買いが優勢となった。
アキナジスタ (2495):午前9時57分現在、19%安の5万100円で売り気配。
これまで未定としていた4-9月期(上期)の業績計画を14日に開示、フィーチャーフォンからスマートフォンへの携帯電話端末の急速な移行で、フィーチャーフォン関連サービスの売り上げが停滞する中、売上高は前年同期比1.7%減の3億5500万円、営業損失は1900万円とした。
前年同期の営業損失は2800万円。
同社はネット広告、携帯向け成果報酬型広告などを展開。
ディーブイエックス (3079):一時5.1%高の1539円。
9月末株主を対象に1株を2株に分割する、と14日に発表。
最低投資単位の引き下げによる株式流動性の向上を見込む買いが
膨らんだ。
同社は、循環器系疾病分野の医療機器販売会社。
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更新日時: 2012/08/15 10:22 JST