8月10日欧州の為替・株式・債券・商品相場は | 人生の水先案内人

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8月10日(ブルームバーグ):欧州の為替・株式・債券・商品相場は次の通り。

(表はロンドン午後6時現在)

為替         スポット価格 前営業日
ユーロ/ドル        1.2294   1.2306
ドル/円             78.25    78.57
ユーロ/円           96.20    96.69


株              終値   前営業日比 変化率
ダウ欧州株600  269.88     -.39      -.1%
英FT100     5,847.11    -4.40     -.1%
独DAX      6,944.56   -20.43     -.3%
仏CAC40    3,435.62   -21.09     -.6%


債券          直近利回り 前営業日比
独国債2年物      .07%        -.02
独国債10年物     1.39%       -.05
英国債10年物     1.54%       -.08


商品                  直近値   前営業日比 変化率
金   現物午後値決め  1,618.50    +3.50     +.22%
原油 北海ブレント        112.95      -.27     -.24%


◎欧州株:小幅安、中国の統計で世界減速の兆候強まる

10日の欧州株式相場は小幅安。


中国の貿易統計が予想を下回る結果となり、世界経済の減速兆候が

強まった。


ストックス欧州600指数は週間ベースでは10週連続で上昇した。


スペインの銀行バンキアが下落。


アイルランド銀行は上半期の業績が嫌気され下げた。


英流通グループ、バンズルは1年ぶりの大幅安。


UBSが売りを助言したことが材料となった。


独鉄鋼メーカー、ティッセンクルップは上昇。同社の決算は4四半期ぶりに

損益が黒字に転じた。

トックス欧州600指数は前日比0.1%安の269.88で終了。


週間ベースでは

1.6%上昇した。騰落比率は2対3。


スイスカント・アセット・マネジメントで資金運用を手掛ける

ペーター・ブレンドル氏は、

「中国の統計が失望を誘う内容だった。市場はまず、この結果を消化す

る必要がある。一部株式に売り圧力が見られるのはこのためだ」と述べ、「過去数日間で強い上昇が続き、今は健全な一服なのかもしれない」と

続けた。


西欧市場では、18カ国中14カ国で主要株価指数が低下した。


中国の7月の輸出の伸びは大幅に鈍化し、輸入と新規人民元融資は市場予想を下回った。


中国税関総署が10日発表した7月の輸出額は前年同月比1%増、輸入額は4.7%増となった。


ブルームバーグ・ニュースがまとめた市場予想では、7月の輸出額は8%増が見込まれていた。


6月は11.3%増だった。


輸入額は7%増と予想されていた。6月は6.3%増。


また、中国人民銀行(中央銀行)が同日発表した7月の人民元新規融資は5401億元で、ブルームバーグ・ニュースがまとめた市場関係者30人の全ての予想を下回った。


予想中央値は7000億元、6月は9198億元だった。


原題:Most European Stocks Decline as China’sTrade Trails Estimates(抜粋)


◎欧州債:ドイツ債が上昇-中国輸出の大幅鈍化で安全資産需要

10日の欧州債市場ではドイツ国債が上昇。


中国で輸出の伸びが大幅鈍化し、世界経済の弱まりを示す新たな兆候と受け止められたことから、比較的安全とされる資産の需要が高まった。


ドイツ2年債利回りは過去最低まで約3ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)

に迫った。


この日発表されたフランスの6月の鉱工業生産は前月比横ばい。


ドイツ10年債相場は週ベースでも上昇。同国の7月のインフレ率は予想に

反して低下。


独経済技術省は7-12月の成長加速見通しが薄れていると指摘した。


スペイン、イタリア両国の2年債は4営業日続落。


クレディ・アグリコルCIBの債券ストラテジスト、

オーランド・グリーン氏(ロンドン在勤)は

「すべてのユーロ導入国にかなりの不透明感がある」と指摘。

「中国での弱い経済指標は懸念材料だ。ドイツ経済にとって輸出は

重要な要素だからだ。ドイツ債を支える要因が多少増えているようだ」

と付け加えた。


ロンドン時間午後4時23分現在、

ドイツ10年債利回りは前日比6bp低下の1.38%。

同国債(表面利率1.75%、2022年7月償還)価格はこの日、0.52上げ103.405。利回りは前週末比で5bp下がった。


ドイツ2年債利回りは2bp低下しマイナス0.07%。

2日にはマイナス0.097%まで下げ、1990年にブルームバーグが

データ集計を開始して以来の最低となった。


独経済技術省はこの日公表の月報で、「世界経済が冬季の緩慢な成長の後で迅速に回復するという期待は、銀行および債務危機が再び悪化したため、時期尚早だということが判明しつつある」と解説。


同日発表の7月の消費者物価指数(CPI、改定値)は欧州連合(EU)基準で前年同月比1.9%上昇。


前月の2.0%上昇から鈍化したほか、2010年12月以来初めて、欧州中央銀行(ECB)が目安とする2%を下回った。


中国税関総署が発表した7月の輸出額は前年同月比1%増。


伸び率は前月の11.3%を大きく下回った。


スペイン2年債利回りは15bp上昇して4.19%と、3日以来の高水準。


イタリア2年債利回りは12bp上昇の3.4%。


原題:German Bunds Gain on Signs of SlowingGrowth; Spanish Notes Drop

(抜粋)


◎英国債:上昇、10年債利回り8週ぶり大幅低下-経済統計で

10日の英国債相場は上昇し、10年債利回りが8週ぶり大幅低下となった。


中国やフランスの経済統計が予想を下回り、比較的安全とされる資産の需要を高めた。


10年債相場は週ベースでも上昇。この日発表された英国の7月の生産者出荷価格は前月比横ばい。


イングランド銀行(英中央銀行)にとっては量的緩和拡大の余地が広がったことになる。


2年債利回り は過去最低の水準まで約6ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)となった。


バンク・オブ・アメリカ(BOA)メリルリンチの債券ストラテジト、

ジョン・レイス氏(ロンドン在勤)は

「生産者物価データはやや弱かった」と指摘。

「また、この日発表の統計は世界経済が減速しているとの見方を

強めるものだとの懸念があり、英国債のような安全資産の価値を

高めている」と続けた。


ロンドン時間午後4時45分現在、英10年債利回りは前日比8bp低下の1.54%。

一時は10bp下げ、6月15日以来最大の低下となった。

同国債(表面利率4%、2022年3月償還)価格は0.805上げ121.84。

利回りは前週末比では2bp下げた。


中国税関総署がこの日発表した7月の輸出額は前年同月比1%増。ブルームバーグ・ニュースがまとめたエコノミスト予想値では8%増が見込まれていた。


フランスの6月の鉱工業生産は前月比横ばいと、アナリスト予想の0.1%増に届かなかった。


原題:U.K. 10-Year Yields Fall Most in EightWeeks on Global Slowdown(抜粋)


更新日時: 2012/08/11 03:36 JST