8月9日ニューヨークの為替・株式・債券・商品相場は | 人生の水先案内人

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 8月9日(ブルームバーグ):

ニューヨークの為替・株式・債券・商品相場は次の通り。

(表はNY午後4時現在)

為替         スポット価格 前営業日
ユーロ/ドル        1.2298   1.2365
ドル/円             78.59    78.43
ユーロ/円           96.64    96.97


株                 終値 (暫定値) 前営業日比 変化率
ダウ工業株30種     13,165.19     -10.45     -.1%
S&P500種         1,402.79     +.57      +.0%
ナスダック総合指数  3,018.64     +7.39     +.2%


債券          直近利回り 前営業日比
米国債2年物      .27%        +.00
米国債10年物     1.69%       +.04
米国債30年物     2.75%       +.00


商品 (中心限月)            終値   前営業日比  変化率
COMEX金(ドル/オンス) 1,620.20  +4.20    +.26%
原油先物   (ドル/バレル)    93.61   +.26    +.28%


◎外国為替市場

9日のニューヨーク外国為替市場ではドルが対ユーロと円で上昇。


各国の中央銀行が追加緩和策を急いでいないとの見方が広がったほか、

米国債利回りが約1カ月ぶりの高水準に上げたこともドル上昇につながった。


ユーロは主要通貨の大半に対して下落。


欧州中央銀行(ECB)が公表した月報で、来年のユーロ圏成長率見通しが専門家調査でプラス0.6%と従来の1%成長から引き下げられたことが明らかになった。


ECBと米金融当局は先週、追加策の可能性を示唆したものの実行には至っていない。


2年物米国債の日本債に対する上乗せ利回り は拡大した。


オンライン為替取引オアンダのアナリスト、

ディーン・ポップルウェル氏(トロント在勤)は、

「中央銀行当局者から話は多く出るものの実際の行動が伴っていない」と述べ、「ECBと米連邦公開市場委員会(FOMC)が景気に対して踏み込んだ表現を使い始めた後、いったん強まっていたリスク選好の勢いはやや後退しつつある」と続けた。


ニューヨーク時間午後3時19分現在、ユーロは対ドルで0.6%下げて

1ユーロ=1.2293ドル。対円では0.4%安の1ユーロ=96円60銭。

ドルは対円で0.2%上昇して1ドル=78円59銭。


◎米国株式市場

米株式相場はもみ合い。

S&P500種株価指数はほぼ横ばい。


欧州債務危機をめぐる不安が再燃する一方で、

新規失業保険申請件数は前週から小幅ながら減少した。


ニューヨーク時間午後4時過ぎの暫定値では、

S&P500種は前日比0.1%未満上昇の1402.80。

同指数はここ4日間で2.7%上昇した。


ダウ工業株30種平均は前日比10.45ドル(0.1%)安の13165.19ドル。


レッグ・メイソンの運用担当者ウェイン・リン氏は

「雇用市場で幾分かポジティブサプライズが出た。住宅市場にも底堅さが見られるようだ。ただリスクがあることは認識されている。欧州には依然としてリスクが残っている」と述べた。


ブルームバーグのデータによると、S&P500種銘柄で第2四半期決算 を発表済みの企業のうち、約72%で利益がアナリスト予想を上回った。


◎米国債市場

米国債相場は下げを消す展開。米財務省はこの日、30年債入札(発行額160億ドル)を実施した。


今週は総額720億ドルの入札が実施され、きょうの30年債が最後だった。


30年債利回り は一時2.80%と8週間ぶり高水準を付けた。


景気減速に歯止めがかかりつつある兆候が見られたことが手掛かり。


先週の失業保険申請件数は前週比で6000件減少して36万1000件だった。


ニューヨーク連銀はこの日、オペレーションツイスト(ツイストオペ)の一環として、13億ドル相当のインフレ連動債(TIPS)を買い入れた。


RBSセキュリティーズの米国債ストラテジスト、ジョン・ブリッグス氏は「供給が終わり、買い戻しが入りつつある」と指摘した。


ブルームバーグ・ボンド・トレーダーによれば、ニューヨーク時間午後2時4分現在、既発30年債利回り は前日比1ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)上昇し2.76%。


同年債(表面利率3%、2042年5月償還)価格は6/32下げて104 27/32。


利回りは一時6月13日以来の高水準を付けた。


◎NY金先物市場

ニューヨーク金先物相場は続伸。


米新規失業保険申請件数の予想外の減少を手掛かりに、株価やほかの商品相場につれて高くなった。


商品24銘柄で構成するS&PのGSCIスポット指数は一時0.8%上昇。


株価指標のMSCIオールカントリー・ワールド指数は一時0.4%値上りした。


米労働省が発表した先週の新規失業保険申請件数(季節調整済み)は、

前週から6000件減少して36万1000件。


ブルームバーグ・ニュースがまとめたエコノミスト予想の中央値は37万件だった。


アーチャー・フィナンシャル・サービシズの市場ストラテジスト、

アダム・クロフェンシュタイン氏(シカゴ在勤)は電話インタビューで、

「株式相場は一定の底堅さを見せており、米経済に対する見方がおおむね楽観的なため、金を含む商品全般にやや買いが入っている」と述べた。


ニューヨーク商業取引所(NYMEX)COMEX部門の金先物12月限は前日比0.3%高の1オンス=1620.20ドルで終了した。


◎NY原油先物市場

ニューヨーク原油先物相場はほぼ変わらず。米経済指標は改善を示したものの、ドルが対ユーロで上昇したことから、商品への投資意欲が後退した。


先週の新規失業保険申請件数 が減少したほか、貿易赤字が縮小したことを

手掛かりに原油は上昇する場面もあった。


その後は欧州経済への懸念を背景にドルが対ユーロで値上りしたことから、

原油は伸び悩む展開となった。


ドル高・ユーロ安になると、商品投資の魅力が後退する。


トラディション・エナジー(コネティカット州スタンフォード)の市場調査

ディレクター、アディソン・アームストロング氏は

「ドルが上昇しており、それが原油の上値を抑えそうだ」と指摘。

「この日は一時94.21ドルをつけており、上値を試す動きが続いている」

と述べた。


ニューヨーク商業取引所(NYMEX)の原油先物9月限は前日比1セント高の

1バレル=93.36ドルで終了した。


更新日時: 2012/08/10 05:59 JST