8月7日ニューヨークの為替・株式・債券・商品相場は | 人生の水先案内人

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8月7日(ブルームバーグ):

ニューヨークの為替・株式・債券・商品相場は次の通り。(表はNY午後4時現在)

為替         スポット価格 前営業日
ユーロ/ドル        1.2402   1.2401
ドル/円             78.60    78.25
ユーロ/円           97.47    97.03


株                 終値 (暫定値) 前営業日比 変化率
ダウ工業株30種     13,168.22    +50.71     +.4%
S&P500種         1,401.33     +7.10     +.5%
ナスダック総合指数  3,015.86    +25.95     +.9%


債券          直近利回り 前営業日比
米国債2年物      .26%        +.02
米国債10年物     1.62%       +.06
米国債30年物     2.72%       +.06


商品 (中心限月)             終値   前営業日比  変化率
COMEX金 (ドル/オンス) 1,612.80  -3.40   -.21%
原油先物    (ドル/バレル)    93.49  +1.29  +1.40%


◎外国為替市場

7日のニューヨーク外国為替市場ではユーロが対ドルで3日続伸。


対円では約3週間ぶり高値に上昇した。


欧州中央銀行(ECB)が債務危機を封じ込めるために適切な対策を取るとの観測が背景だった。


ユーロは主要16通貨の大半に対して上昇。イタリア経済が予想ほどは縮小しなかったことが買い材料となった。


欧州連合(EU)は、ユーロ圏の救済基金に国債購入を求める要請は来ていないことを明らかにした。


これもユーロの支援材料となった。


バンク・オブ・アメリカ(BOA)メリルリンチの外国為替・金利テクニカル

戦略責任者、マクニール・カリー氏(ニューヨーク在勤)は、

「外為市場で最も多いポジションの1つがユーロのショートだ」と述べ

、「今はプラス圏での取引に戻ったことで、投資家はショートポジション

の一部手じまいを余儀なくされた」と続けた。


ニューヨーク時間午後3時14分現在、

ユーロは対ドルで0.1%上昇して1ユーロ=1.2408ドル。

対円では0.6%高の1ユーロ=97円58銭。

一時は97円82銭と、7月12日以来の高値をつけた。

円は対ドルで0.5%下げて1ドル=78円66銭。


◎米国株式市場

米株式相場は3営業日続伸。

予想を上回る企業決算を好感した。各国の中銀が景気底上げへ向け行動するとの観測も根強い。


ニューヨーク時間午後4時過ぎの暫定値では、

S&P500種株価指数は前日比0.5%上昇の1401.35ドル。

ここ3日間の上げは2.8%に拡大した。

ダウ工業株30種平均は51.09ドル(0.4%)高の13168.60ドル。


シマング・キャナル・トラスト(ニューヨーク州エルマイラ)の

上級投資責任者、トム・ワース氏は

「市場が崩壊しそうだとの不安が消えてきた」とし、

「1カ月前には誰もが警戒していたリセッション(景気後退)入りは起こりそうもない。欧州中央銀行(ECB)は必要とあらば国債購入に踏み切る用意があると見られている」と述べた。


ブルームバーグのデータによると、第2四半期決算を発表済みのS&P500 種銘柄企業の72%で利益が予想を上回った。


ボストン連銀のローゼングレン総裁は、米金融当局は

「相当な規模の」量的緩和プログラムを「無制限に」実施するべきだとの見解を示したほか、前日にはドイツ政府報道官が、ECBが先週表明した国債購入計画についてメルケル政権が支持することを明らかにした。


◎米国債市場

米国債相場は下落。

企業決算が予想を上回ったことで逃避需要が後退した。

また3年債入札で最高落札利回りが予想を上回ったことも材料視された。

10年債利回りは1カ月ぶり高水準となった。


財務省が7日実施した3年債入札(発行額320億ドル)の結果によると、

最高落札利回りは0.37%。

入札直前の市場予想は0.361%だった。

今週は8日に10年債(発行額240億ドル)、9日に30年債(同160億ドル)の入札が実施される。


キャンター・フィッツジェラルドの金利責任者、

ブライアン・エドモンズ氏(ニューヨーク在勤)は

「利回りは理にかなった水準に戻った」とし、

「投資環境はそれほど安全ではないが、リスクオンとなっており株式相場でかなり良い動きが見られる。その影響で米国債相場はやや勢いを失った」と続けた。


ブルームバーグ・ボンド・トレーダーによれば、ニューヨーク時間午後2時59分現在、既発3年債利回りは前日比4ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)上昇の0.36%。

10年債利回り は6bp上げて1.63%。

一時は7月2日以来の高水準を付けた。


◎NY金先物市場

ニューヨーク金先物相場は3営業日ぶりに下落。

欧州が危機収束に向けて前進しているとの見方から、逃避先とされる金の需要が後退した。


ドイツのメルケル政権は欧州中央銀行(ECB)の国債購入計画を支持すると、シュトライター独政府報道官が前日明らかにした。


この日はS&P500種株価指数が一時0.9%上昇。

商品24銘柄で構成するS&PのGSCI指数は一時1.5%上昇した。

7日の金取引高は推計で7万5260枚。

1-7月の平均は1日当たり18万8000枚だった。


シティグループの機関投資家顧客グループの商品ストラテジスト、

スターリング・スミス氏は電話インタビューで、

「商いが非常に薄い中、株式や他の商品市場に資金が流れている」

と指摘。「この日はリスクの高い資産が選好されている」と述べた。


ニューヨーク商業取引所(NYMEX)COMEX部門の金先物12月限は前日比0.2%安の1オンス=1612.80ドルで終了した。


◎NY原油先物市場

ニューヨーク原油先物相場は続伸。



景気に対する楽観を背景とした株式相場の上昇につられたほか、

中東の緊張が高まったことから、約2カ月ぶりの高値となった。


商品および資本財関連銘柄を中心にS&P500種株価指数は3カ月ぶりの

高値をつけた。


各中央銀行が成長促進策を強化するとの観測が強まった。


シリアのヒジャブ首相がアサド政権を離反し同国を離れたと反体制勢力が明らかにした。


アサド大統領に退陣を迫る運動が昨年に始まって以降、同政権内で最も高い地位にある人物の離反となった。


トラディション・エナジー(コネティカット州スタンフォード)の

アナリスト兼ブローカー、ジーン・マクギリアン氏は

「株価は上昇、ドルは下落している。中東の地政学的リスクが高まっていることも原油の支えになっている」と述べた。


ニューヨーク商業取引所(NYMEX)の原油先物9月限は前日比1.47ドル(1.59%)高の1バレル=93.67ドルで終了。

終値としては5月15日以来の高値となった。


更新日時: 2012/08/08 05:54 JST