8月7日(ブルームバーグ):欧州の為替・株式・債券・商品相場は次の通り。
(表はロンドン午後6時現在)
為替 スポット価格 前営業日 ユーロ/ドル 1.2419 1.2401 ドル/円 78.71 78.25 ユーロ/円 97.74 97.03 株 終値 前営業日比 変化率 ダウ欧州株600 268.80 +2.00 +.7% 英FT100 5,841.24 +32.47 +.6% 独DAX 6,967.95 +49.23 +.7% 仏CAC40 3,453.28 +51.72 +1.5% 債券 直近利回り 前営業日比 独国債2年物 .03% +.03 独国債10年物 1.49% +.09 英国債10年物 1.60% +.10 商品 直近値 前営業日比 変化率 金 現物午後値決め 1,611.00 +1.00 +.06% 原油 北海ブレント 111.92 +2.37 +2.16%
◎欧州株式市場
7日の欧州株式 相場は3営業日続伸。
英銀スタンダードチャータードとスイスの食品大手ネスレが売られたものの、
一部企業の予想を上回る決算が相場を支えた。
スイスの資源会社、エクストラータ は1.6%高、デンマークのダンスケ銀行 は6.7%上昇。
両社ともに利益が予想を上回った。
一方、スタンダードチャータード は16%下落し、約24年ぶりの大幅安となった。
イランの銀行との取引で米国のマネーロンダリング(資金洗浄)防止法に違反したとニューヨーク州の金融当局に指摘され、同州での事業免許を失う恐れが生じた。ネスレは1%下げた。
ストックス欧州600指数 は前日比0.8%高の268.80で終了。
前日には4カ月ぶり高値を付けた。
ギリシャが同国経済を支える政策努力を強化し、救済条件を順守することでいわゆるトロイカ代表団と合意したことが背景。
6月1日以降では14%上げている。
ヘンダーソン・グローバル・インベスターズ(ロンドン)の
ファンドマネジャー、ベン・ロフトハウス氏は
ブルームバーグテレビジョンとのインタビューで、
「欧州株に対する期待は低くなっていた」と指摘した上で、
「ディフェンシブ銘柄が買われた。これら企業は好調で、
決算は事業が順調なことを裏付けている」と語った。
この日の西欧市場では、18カ国中14カ国で主要株価指数が上昇した。
原題:European Stocks Rise; Xstrata Gains, Standard CharteredPlummets(抜粋)
◎欧州債券市場
7日の欧州債市場でイタリアとスペインの2年債が5営業日ぶりに下落。
欧州中央銀行(ECB)が国債購入を実行しソブリン債危機を封じ込めるとの期待はしぼみつつある。
スペインの2年債と10年債の利回り格差(スプレッド )は縮小。
前日は過去最大を記録していた。
4-6月(第2四半期)が4四半期連続のマイナス成長となったイタリアでは、
議会がこの日に歳出削減策を承認。翌日に入札を控え、ドイツ10年債も軟調。
ギリシャは6カ月物証券の入札を実施した。
クレディ・アグリコルCIBの債券ストラテジスト、
オーランド・グリーン氏(ロンドン在勤)は
「最近見られたイールドカーブのスティープ化の動きは若干後退したようだ」と述べた。
ロンドン時間午後5時現在、
イタリア2年債利回りは前日比15ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)
上昇の3.19%。
同国債(表面利率4.25%、2014年7月償還)価格は0.28下げ101.975。
スペイン2年債利回りは36bp上昇の3.85%。
10年債利回りは12bp上げ6.86%。
両国債のスプレッドは14bp縮小し312bp。
6日には343bpまで拡大していた。
ドイツ10年債利回りは前日比9bp上げ1.49%。
2年債利回りは3bp上昇しマイナス0.03%となった。
同国政府は8日に10年債を40億ユーロ入札する。
英国債
英国債は下落。6月の鉱工業生産がアナリスト予想ほど減少しなかったことから、4-6月(第2四半期)の英リセッション(景気後退)が当初見積もりほど深刻ではなかった可能性が示された。
これを受けて比較的安全とされる英国債の需要が後退した。
10年債利回りは前日比9bp上昇の1.59%。
同国債(表面利率4%、2022年3月償還)価格は0.895下げ121.385。
2年債利回りは3bp上げて0.1%。
2日には0.033%と、過去最低を記録した。
原題:Italy, Spain 2-Year Notes Fall as Investors Pare ECBBuying Bets
(抜粋)
Pound Strengthens After Industrial Output Report; Gilts Decline(抜粋)
更新日時: 2012/08/08 02:43 JST