2012.8.1 14:56
東日本大震災がきっかけで体調が悪化し亡くなった「震災関連死」のうち、避難生活による肉体・精神的疲労が原因となったケースは47%に上ることが復興庁の調査で分かった。
死亡した場所は病院が40%と最多だが、避難所や仮設住宅、知人宅などに滞在中に亡くなったケースも19%。
復興庁は3月末時点で震災関連死に認定された1都9県の1632人のうち、岩手、宮城、福島3県の1263人を調査。
6月末時点で判明した529人分について、原因を複数回答で中間集計した。
死亡診断書などから「避難所などでの生活の肉体・精神的疲労」が原因とされたのは249人で最多。
次いで「避難所などへの移動中の肉体・精神的疲労」の196人(37%)で、
福島県に限ると中間集計の321人中181人(56%)が該当した。
東京電力福島第1原発事故の避難区域が順次拡大したことで、繰り返し移動を強いられた避難者が多かったためとみられる。
福島県のうち21人は原発事故のストレスによる肉体・精神的負担が原因とされた。自殺者は3県で5人、うち福島が3人だった。