7月24日(ブルームバーグ):
欧州南部が熱波に見舞われトウモロコシの生育に影響が出ており、
イールド(単収)が減少する可能性が高まっている。
この地域は世界の輸出の16%を占める。
米国が干ばつに見舞われているためトウモロコシ価格はすでに過去最高値に達している。
米政府のデータによると、イタリア東部から黒海地域、ウクライナにかけての地域の気温は今月、セ氏35度以上に達し、平年を5度上回っている。
穀物売却について農家に助言するオフル・エ・デマンデ・アグリコル(仏ブールジュ)の市場分析責任者、セドリック・ウェーバー氏によれば、
現在、穀粒を作り出す受粉期にあるトウモロコシは 気温が32度を超えると被害を受ける可能性がある。
米国の農家が1956年以降で最悪の干ばつに直面する中、欧州の熱波により世界の食糧供給に対する懸念が高まっている。
インドではモンスーンの影響で作付けが遅れており、
オーストラリアでは降雨量が平年を下回っている。
大豆とトウモロコシ相場は23日、過去最高値に達し、
小麦も6月1日以降、51%高騰している。
国連によると、世界の食料価格は上昇する可能性が高い。
4-6月(第2四半期)には過去3年で最大の下落を示していた。
原題:Europe Heat Wave Wilting Corn Adds to U.S. Drought:Commodities
(抜粋)
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更新日時: 2012/07/24 09:33 JST