6月29日欧州の為替・株式・債券・商品相場は | 人生の水先案内人

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6月29日(ブルームバーグ):

欧州の為替・株式・債券・商品相場は次の通り。 (表はロンドン午後6時現在)

為替         スポット価格 前営業日
ユーロ/ドル        1.2657   1.2444
ドル/円             79.82    79.46
ユーロ/円          101.03    98.87


株              終値   前営業日比 変化率
ダウ欧州株600  251.17     +6.50    +2.7%
英FT100     5,571.15   +78.09    +1.4%
独DAX      6,416.28   +266.37   +4.3%
仏CAC40    3,196.65   +144.97   +4.8%


債券          直近利回り 前営業日比
独国債2年物      .12%        +.02
独国債10年物     1.58%       +.07
英国債10年物     1.73%       +.09


商品                  直近値   前営業日比 変化率
金   現物午後値決め  1,598.50    +40.00   +2.50%
原油 北海ブレント         95.76     +4.40    +4.82%


◎欧州株:7カ月ぶり大幅高、首脳合意を好感-銀行株に買い

29日の欧州株式 相場は上昇。

ストックス欧州600指数は7カ月ぶり大幅高となった。



欧州首脳会議では、スペインの銀行向け緊急融資の返済ルールとイタリアが対象となる可能性のある支援の条件をそれぞれ緩和することで合意。


1200億ユーロ規模の成長促進策も打ち出され、いずれも買い材料となった。

スペインのサンタンデール銀行が6.9%上げるなど、銀行株が高い。


ブリュッセルで前日開幕した欧州連合(EU)首脳会議の場でユーロ圏17カ国は、スペインの銀行向け融資で他の債権者に優先して弁済を受ける権利を放棄した。


スイスの医薬品メーカー、アクテリオンも2%上昇。米国での新薬承認が好感された。


ストックス欧州600指数 は前日比2.7%高の251.17で終了。

前週末からは1.9%の値上がり。6月に入ってからは4.8%上げた。

今月半ばのギリシャ再選挙後に救済支持派の連立政権が樹立され、同国が

ユーロ圏を離脱するとの懸念が和らいだことが背景。


アッティカ・ウェルス・マネジメントのマネジングディレクター、

セオドア・クリンタス氏は

「イタリアとスペインにとって、欧州首脳会議はまたとない機会だった」と

指摘。

「両国が資金調達コストを引き下げる必要性に首脳らは直接的に対処している。他のすべての銀行統合の問題への対処も非常に短時間でなされるだろう。

欧州の基準でみれば素早い動きだ」と付け加えた。


ストックス欧州600は今年1-3月には7.7%上昇し、2006年以来の好スタートを切ったが、4-6月はスペイン国債利回りの急上昇やギリシャの政治不安を嫌気して4.6%下落した。


この日の西欧市場では、全18カ国で主要株価指数が上昇した。


原題:European Stocks Surge Most in Seven Monthson Summit Decisions

(抜粋)


◎欧州債:イタリア・スペイン債が急伸-救済ルール緩和で

29日の欧州債市場では、スペインとイタリアの国債が大幅上昇。


欧州首脳はスペインの銀行向け緊急融資の返済ルールとイタリアが対象となる可能性のある支援の条件をそれぞれ緩和することで合意し、債務危機解決に向けて一歩前進した。


スペイン10年債利回り は昨年8月以降で最大の下げとなった。

ユーロ圏17カ国は首脳会議で、スペインの銀行向け融資で他の債権者に

優先して弁済を受ける権利を放棄した。

一方でドイツ10年債利回りは、昨年11月以降で最も上昇。

金融危機収束への期待から、域内で最も安全とされるドイツ国債の需要が

減退した。

スペインとイタリアの国債は4-6月期では下げて終了した。


ラボバンク・インターナショナルのシニア債券ストラテジスト、

リチャード・マクガイア氏(ロンドン在勤)は

「救済基金を利用して相場を支えることに関してドイツが主張を曲げないにもかかわらず、幾分の進展が見られるのがプラスだ」と述べ、

「解決策は財政統合となるだろう。実施に際してのリスクはあるが、この日はリスクオンの動きとなっており、周辺国の国債需要を支えるだろう」と語った。


ロンドン時間午後4時41分現在、スペイン10年債利回りは前日比61

ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)低下の6.33%。

同国債(表面利率5.85%、2022年1月償還)価格は4.09上げ96.59。

一時は62bp下げ、昨年8月8日以降で最大の下げとなった。

同日は欧州中央銀行(ECB) が利回り抑制策として国債購入を始めた日

だった。


スペイン2年債利回り は116bp低下し4.26%と、11日以来の低水準を付けた。イタリア国債の10年物 利回りは39bp下げ5.81%、2年物利回りは81bp低下の3.50%にそれぞれなった。


ドイツのメルケル首相はブリュッセルで2日にわたった首脳会議後、ユーロ共同債を拒否する姿勢に変わりはないと言明した。

ドイツ10年債利回りは前日比7bp上昇し1.58%。


一時は18bp上げ、昨年11月23日以降で最大の上昇となった。

過去1年では141bp下げており、過去10年平均の3.53%を依然として下回っている。

原題:Spanish, Italian Bonds Surge as EU Leaders Move toStem Crisis(抜粋)


◎英国債:10年債利回り大幅上昇-危機緩和で逃避需要弱まる

29日の英国債市場では10年債利回りが9カ月余りで最大の上昇。


ユーロ圏諸国がスペインの銀行向け緊急融資の返済ルールの緩和で合意したことを受け、

高利回り資産を求める動きとなった。


ブリュッセルで開かれた会議で欧州首脳が債務危機解決に向けて一歩前進したとの楽観が高まった。


2年債相場も下落。英政府はこの日、35億ポンド相当の国債入札を実施した。


バンク・オブ・アメリカ(BOA)メリルリンチの債券ストラテジト、

ジョン・レイス氏(ロンドン在勤)は、

EUの措置で「有意義な手段で支えられているとの安心感が広がった。

そのため、英国などの安全資産の勢いが弱まった」と発言。ただ、

「克服すべきリスクと問題が

まだ多く残っているため、英国債は下げ渋った」と語った。


ロンドン時間午後4時半現在、

10年債利回りは前日比8ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)上昇の1.73%。

上昇幅は一時、昨年9月以来最大の18bpとなった。

利回りは先月23日以来の高水準となる1.82%に達した。

同国債(表面利率4%、2022年3月償還)価格はこの日、0.85下げ120.195。

2年債利回りは1bp上昇の0.28%。10bp上げ0.36%に達する場面もあった。


原題:Gilt Yields Jump Most in 9 Months as EU Eases Debt-CrisisRules(抜粋)


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更新日時: 2012/06/30 03:18 JST