6月27日(ブルームバーグ):
欧州の為替・株式・債券・商品相場は次の通り。(表はロンドン午後6時現在)
為替 スポット価格 前営業日 ユーロ/ドル 1.2472 1.2491 ドル/円 79.78 79.52 ユーロ/円 99.51 99.32 株 終値 前営業日比 変化率 ダウ欧州株600 245.87 +3.28 +1.4% 英FT100 5,523.92 +76.96 +1.4% 独DAX 6,228.99 +92.30 +1.5% 仏CAC40 3,063.12 +50.41 +1.7% 債券 直近利回り 前営業日比 独国債2年物 .13% +.03 独国債10年物 1.57% +.06 英国債10年物 1.69% +.00 商品 直近値 前営業日比 変化率 金 現物午後値決め 1,573.50 -2.50 -.16% 原油 北海ブレント 93.54 +.52 +.56%
◎欧州株:上昇、1週間ぶり大幅高-米統計好感、中国追加刺激も期待
27日の欧州株式 相場は上昇。
ストックス欧州600指数は1週間ぶり大幅高となった。
この日発表された5月の米製造業耐久財受注と米中古住宅販売成約指数がいずれも市場予想を上回ったほか、中国が追加景気刺激策を打ち出すとの
観測が高まった。
ロイズ・バンキング・グループやバークレイズを中心に銀行株が高い。
ポルトガル・テレコムは3.1%上昇。
2億ユーロの自社株買いを発表した。
一方、商品取引会社グレンコア・インターナショナルは値下がり。
同社が買収を目指すスイスの資源大手エクストラータの2位株主が、
株式交換比率の引き上げを求めた。
ストックス欧州600指数 は前日比1.4%高の245.87で終了。
前日までは4営業日続落だった。
今月4日に年初来安値を付けたが、そこから5.1%値上がりしている。
17日の再選挙後にギリシャで新政権が誕生したことが背景。
ハーグリーブス・ランズダウン(ロンドン)の証券アナリスト、
キース・ボウマン氏は
「この日の相場展開は、世界の2大経済大国に関係するニュースが
決めた」と指摘。
「米国の芳しい経済データと中国当局が追加刺激策を講じるとの観測
は、ここ数日の不振から相場を脱出させるのに十分だ」と付け加えた。
米商務省が発表した5月の製造業耐久財受注額は前月比1.1%増。
ブルームバーグがまとめたエコノミスト予想の中央値は0.5%増だった。
全米不動産業者協会(NAR)が発表した同月の中古住宅販売成約指数
(季節調整後)は、前月比5.9%上昇。
ブルームバーグがまとめたエコノミスト調査の予想中央値は前月比1.5%上昇だった。
この日の西欧市場では、全18カ国で主要株価指数が上昇した。
原題:European Stocks Advance on U.S. Data, China StimulusOptimism(抜粋)
◎欧州債:スペイン債3日続落、独首相が共同債拒否-英国債変わらず
27日の欧州債市場ではスペイン国債が3営業日続落。
ドイツのメルケル首相がユーロ共同債をあらためて拒否したことで、28日から始まる欧州連合(EU)首脳会議では債務危機解決策をめぐる各国間の隔た
りが埋まらないとの懸念が強まった。
スペイン2年債利回り は昨年11月以来の高水準に近づいた。
メルケル独首相は
ユーロ共同債や共同証券、債務償還基金など債務共有化のいずれの手段もドイツの憲法に反し、経済的見地からも「間違っているし非生産的だ」と断じた。
この発言より前には、スペインのラホイ首相がEU首脳会議で早急な対策を呼び掛けると演説し、スペインとイタリアの国債相場が上げる場面も見られた。
この日のドイツ債相場は2営業日続落。
ICAPのストラテジスト、
フィリップ・タイソン氏はブルームバーグテレビジョンのインタビューで、
「主要国間で依然として非常に多くの意見相違があるから、会議では
強い方向性が見えてこないと思う」と指摘。
「そのため、イタリアやスペインなど周辺国の国債は打撃を大変受けや
すくなるだろう」と付け加えた。
ロンドン時間午後4時17分現在、スペイン2年債利回り は前日比18ベーシス
ポイント(bp、1bp=0.01%)上昇し5.40%。
18日には5.59%に達し、昨年11月30日以来の水準を付けていた。
同国債(表面利率3.4%、2014年4月償還)の価格はこの日、0.28下げ96.60。
10年債利回りは5bp上昇の6.92%。過去2日で計49bp上昇している。
イ
タリア2年債相場は上昇。
この日の証券入札では発行高が目標上限に一致した。
28日は5年物と10年物の国債入札が実施される。
イタリア2年債利回り は7bp下げて4.60%。10年債はほぼ変わらずの6.20%。
ドイツ国債は下落。
同国の格付けを前日、イーガン・ジョーンズ・レーティングスが「AA-」から「A+」に引き下げた。
同社はメルケル首相がユーロ共同債の呼び掛けに応じず、EU加盟国間に緊張を生み出していると指摘した。
独10年債利回りは6bp上昇し1.57%。
1日には過去最低の1.127%を付けた。
英国債相場はほぼ変わらず。10年債利回りは1.69%。
同国債(表面利率4%、2022年3月償還)の価格は120.59。
原題:Spanish Notes Fall for Third Day as Merkel Rejects CommonBonds
(抜粋)
原題:Pound Weakens as Mortgage Approvals Back Case for MoreStimulus(抜粋)
更新日時: 2012/06/28 02:56 JST