5月29日(ブルームバーグ):
ニューヨーク原油先物相場は3営業日ぶりに下落。
格付け会社イーガン・ジョーンズ・レーティングスによるスペイン格下げをきっかけに、ユーロがほぼ2年ぶりの安値となったことが背景。
イーガン・ジョーンズはスペインの格付けをこれまでの「BB-」から「B」に引き下げた。
スペインでは銀行バンキア・グループの資本増強の方法について討議が続いており、ギリシャを中心としたソブリン債危機が拡大しつつあるとの見方が強まっている。
これより先、米株式相場の上昇を背景に、原油は1週間ぶりの高値を付ける場面もあった。
アイアイトレーダー・ドット・コムの創業者で市場担当チーフストラテジストのリチャード・イルチスジン氏(シカゴ在勤)は、
「石が転げ落ちるようにユーロは値下がりした」と指摘。
「原油はスペイン情勢悪化に伴う為替動向の影響を受けている」
と述べた。
ニューヨーク商業取引所(NYMEX)の原油先物7月限は前営業日比10セント安の1バレル=90.76ドルで終了。
今月に入ってからは13%下落。
一時は92.21ドルと、22日以来の高値を付けた。
前日はメモリアルデーの祝日でフロア取引は休場だった。
原題:Oil Slips as Spanish Downgrade Pushes Euro Near Two-YearLow(抜粋)
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更新日時: 2012/05/30 05:08 JST