5月23日(ブルームバーグ):東京株式相場は反落して始まった。
ギリシャがユーロを離脱するとの懸念が根強く、欧州依存度の高い電機、精密機器株が軟調なほか、海外原油先物価格の下落が嫌気され、石油・石炭製品株も安い。
不動産、ガラス・土石製品株なども下落。
半面、海運や鉄鋼、食料品などが高く、株価指数の下値を支える。
TOPIX の始値は前日比0.39ポイント(0.1%)安の732.94、日経平均株価 は
14円15銭(0.2%)安の8715円14銭。
その後両指数は、先物主導でじり安となっている。
東証1部業種別33指数 では不動産、その他金融、証券・商品先物取引、
パルプ・紙、ガラス・土石、非鉄金属などが下落率上位。
海運、水産・農林、食料品、鉄鋼は上昇している。
売買代金上位では日立製作所、TDK、東京電力、セブン&アイ・ホールディングス、三菱地所が下落。
JTや日本郵船は高い。
ギリシャのパパデモス前首相は
同国のユーロ離脱の準備が検討されていると述べた、
と米ダウ・ジョーンズ通信が22日に報道。
ダウ通信によると、前首相は同国のユーロ離脱のコストが5000億-1兆ユーロに達するだろうとの見解を示した。
一方、全米不動産業者協会(NAR)が22日に発表した4月の米中古住宅販売は、年換算で前月比3.4%増の462万戸と3カ月ぶりに前月比で増加。
ブルームバーグがまとめたエコノミスト調査の予想 中央値は461万戸だった。
きょうまで開かれる日本銀行の金融政策決定会合については、前回会合で追加緩和に踏み切った直後のため、市場では現状維持が予想されている。
財務省が23日発表した 貿易統計速報 (通関ベース)によると、輸出額は前年同月比7.9%増の5兆5665億円。
ブルームバーグのエコノミスト調査による予想中央値は同11.8%増だった。
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更新日時: 2012/05/23 09:20 JST