[シンガポール 30日 ロイター]
30日のアジア通貨は総じて上昇。
台湾ドルが約8カ月ぶりの高値をつけた。
米国内総生産(GDP)の減速を受けてドルが売られた。
ただ、一部のアジア通貨はテクニカル指標からみて買われ過ぎとの見方も出ており、上値を追う展開とはなっていない。
台湾ドルはこの日も輸出業者や海外機関投資家の買いが入り、昨年9月8日以来の高値となる1ドル=29.110台湾ドルをつけた。
市場関係者によると、台湾中銀の委託を受けた金融機関が29.200台湾ドルを
下回る水準で、ドル/台湾ドルに小口の買いを入れた。
テクニカル的には29.006台湾ドルまで台湾ドル高が進む可能性が指摘されているが、市場関係者は、中銀が台湾ドル高の進行を容認しないだろうと指摘している。
ドル/台湾ドル、ドル/シンガポールドル、ドル/ペソは14日相対力指数(RSI)が30を割り込んでおり、売られ過ぎとの見方も出ている。
ドル/ウォンKRW=KFTCは一時4月6日以来の安値となる
1ドル=1129.7ウォンまで下落。
海外投資家の株式購入に絡む売りが出たほか、輸出業者のドル売りも出た。
ドル/リンギMYR=MYは約7週間ぶり安値をつけた。
ただ、レーバーデーの休場を控えてショートカバーも入った。
ドル/フィリピンペソはPHP=PDSPも下落。
国内インターバンク勢が米国の追加緩和期待から売りを出した。
*0700GMT(日本時間午後4時00分)現在の
アジア地域の通貨の対米ドル相場は以下の通り。
シンガポールドル 1.2358
台湾ドル 29.141
韓国ウォン 1130.11
タイバーツ 30.71
フィリピンペソ 42.22
インドネシアルピア 9190.00
インドルピー 52.53
マレーシアリンギ 3.0300
人民元 6.3094