2012.4.24 05:00
民間調査機関の労務行政研究所が実施した、
今春入社の新入社員の初任給調査によると、
2011年調査と同率に当たる94.8%の企業が、
全学歴または一部学歴で初任給を前年と同額に据え置いたと回答した。
景気の先行き不透明感などにより、据え置きが4年連続で90%を突破。
今回、全学歴で初任給を引き上げたとする企業は3.0%にとどまった。
大卒初任給の平均額は20万4782円で、前年比0.1%(213円)の微増だった。
高卒は16万883円、短大卒は17万2289円で、いずれも横ばいだった。
据え置きと回答した企業は、採用意欲の高まりを映し08年春には66.8%まで
低下したが、リーマン・ショック後の09年以降は高止まり。
同研究所は「円高や原油高、東日本大震災などにより景気は本格的な
回復に至らず、据え置き傾向が続いている」と指摘した。
調査は3月中旬から4月上旬に郵送と電話で実施、231社が回答した。