BRICSサミットは、世界レベルのフォーラムに成長し、その設立から今に至るまでの道のりは顕著なものだ。
ロシアのドミトリー・メドヴェージェフ大統領がニューデリー・サミットを総括してコメントを発表した。
サミットでは、世界金融システムの改革や国連安全保障理事会でのBRICS諸国の役割の引き上げ、国家間協力の新しい計画が協議された。
ニューデリー・サミットの結果を総括し、ドミトリー・メドヴェージェフ大統領は、前向きな結果に満足の意を示し、4度目の開催にしては上出来だとの考えを持っているようだ。
メドヴェージェフ大統領は、そのような顕著な発展を保証しているのは、BRICS諸国の戦略的利害が一致しているからだと指摘し、次のように述べた。
―ロシアがこのような協力関係の提案者の一人であったことは非常に喜ばしいことだ。
ロシアのエカチェリンブルグで開かれた最初のサミットから3年間で、BRICSは国際社会で確固たる地位を築いた。
我々のフォーラムが短い期間で成し遂げたことは尊敬に値する。
BRICSが機能している基盤には、経済分野においても政治分野においても、我々の利害が一致していることがある。
BRICSを将来的に、強力で影響力のある機構へと、徐々に変革していくことが計画されている。
経済問題は、サミットでも中心課題となった。メドヴェージェフ大統領は、BRICS諸国
が世界経済の安定と更なる成長を促進していくとの声明を表し、そのためには、国際金融システムの改革を最後まで完遂し、特にIMFがその本丸となるとの考えを示している。
現在このような問題は主にG8の枠内で議論されているため、BRICSはG20の枠組みを活用すべきだとし、メドヴェージェフ大統領は次のように述べている。
―国際通貨金融システムの諸問題における協力についての合意が確認された。
問題はいまだに解決していないからだ。もちろん、第一にIMFの改革が念頭におかれている。
我々は世界経済の状況を注意深く分析し、G20への準備も含めて、我々が調整したメカニズムの枠内での共同行動で合意した。
BRICS諸国同士の戦略的発展について、メドヴェージェフ大統領は、現在
「実のある作業」が行われている、としている。
これは政府間協力のほか、ビジネスプロジェクト、共同での学術研究やNGO協力などだ。
今回のサミットでは、BRICSの活動の新しい形の発展のための基礎が築かれたと、メドヴェージェフ大統領は総括している。