3月29日きょうの日本株市場で、株価変動材料のあった銘柄の午前の動きは | 人生の水先案内人

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3月29日(ブルームバーグ):

きょうの日本株市場で、株価変動材料のあった銘柄の午前の動きは以下の通り。


資源関連株:

三菱商事(8058)が前日に比べて一時2.7%安の1934円、

三井物産(8031)が同2.8%安、

住友金属鉱山(5713)が同1.8%安など

商社や非鉄金属株が安い。


28日のニューヨーク原油先物5月限は前日比1.8%安の1バレル=105.41ドルとなり、終値では22日以来の安値となった。

米原油在庫の大幅増加が嫌気された。

金や銅先物なども下落しており、資源高を背景とした販売価格や資産価値の上昇期待が後退した。

卸売業 非鉄金属 は東証1部33業種で下落率上位となっている。


海運株:

川崎汽船(9107)が一時4%高の183円

、商船三井(9104)が同1.9%高、

共栄タンカー(9130)が同4.1%高など総じて上昇。

ブルームバーグが集計したデータによると、ペルシャ湾から日本向けの原油運搬コストは28日、8.5%上昇し1バレル当たり2.31ドルとなった。

きのうの米国株市場では、大型原油輸送船などを保有するフロントラインが8%高となるなど輸送船会社株が急伸しており、石油タンカーの運賃上昇期待から買いが増加している。

海運業 指数は33業種で上昇率上位。


荏原(6361):一時7.1%安の289円。

ヤマトホールディングス傘下のヤマト運輸は同社に対し、

損害賠償請求訴訟を提起したと28日発表。

07年に荏原から購入した東京都大田区の土地について、土地の表面および地中にアスベストを含有するスレート片が広範囲に多数混入している事実が発覚したという。

訴額は約74億円および遅延損害金としており、荏原の収益への悪影響が不安視された。


東邦チタニウム(5727):一時5.9%安の1298円。

借入金の返済などのために1050万株の第三者割当増資を行うと発表。

発行済み株式総数の17%に相当することから、1株利益の希薄化や需給悪化が嫌気された。

三菱UFJモルガン・スタンレー証券では、希薄化が起きている点は単純にネガティブとし、借入金返済を主な使用目的としている点は評価しがたいなどとしている。


昭和電工(4004):一時5.7%安の182円。

大分コンビナートエチレンプラントで冷却工程に補修が必要であることが判明したとウェブサイトで発表した。

同プラントは定期修理と清掃のため生産を停止しており、30日から全工程の生産を再開する予定だったが、補修のため再開を延期する。

シティグループ証券では、1カ月以上の想定外の生産停止となる可能性が高いとし、石油化学の限界利益は大きくないものの、20億-30億円規模のマイナス影響が出る公算があるとしている。


ヤマハ(7951):一時3.3%高の869円。

野村証券では、楽器業界のセクターリポートを発行。

同分野は日本メーカーが高い競争力を発揮する数少ない製品分野だとし、

個別銘柄では総合力やブランド力に勝る同社を「買い」で推奨するとしている。


東京電力(9501):一時3.3%高の221円。

政府の原子力損害賠償支援機構に対し、1兆円の資本注入と賠償に必要な約8500億円の追加支援を求めることを決める、と共同通信などが報じた。

追加支援が実行されれば、債務超過回避に向けた取り組みが進展するとの期待が高まった。


東京急行電鉄(9005):一時2.3%安の389円。

野村証券では、目標株価に変更はないものの、割安感が薄れたとして投資判断を「買い」から「中立」へ引き下げた。

不動産賃貸の成長や海外展開は評価できるとしながらも、鉄道事業で渋谷駅の地下工事が続くことによる高水準の固定資産固定資産除却損は14年3月期まで続くなどとしている。


Editor: 後山 哲三


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更新日時: 2012/03/29 10:33 JST