倒産・動向記事 「東京」 (株)サンロクカン 元・焼肉店経営 | 人生の水先案内人

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2012/03/27(火) 元・焼肉店経営
株式会社サンロクカン
民事再生法の適用を申請
負債30億円

TDB企業コード:988247643
「東京」 (株)サンロクカン(資本金1億円、足立区綾瀬4-16-7、


代表内田寛氏)は、3月23日に東京地裁へ民事再生法の適用を申請し


同日監督命令を受けた。


2012年2月末時点で、金融債務は約30億円。

申請代理人は、後藤孝典弁護士(港区西新橋1-5-11、電話03-3591-7377)。

監督委員は、清水祐介弁護士(中央区銀座8-9-11、電話03-3573-1578)。

 当社は、1970年(昭和45年)12月創業、72年(昭和47年)6月に法人改組した焼肉店の経営業者。


焼肉専門店「平城苑」16店舗のほか、肉料理店「一頭や」2店舗、寿司店「江戸前寿司魚平」、回転寿司店「さかなや魚平」各1店舗の計20店舗を経営していた(2011年12月時点)。


焼肉店では主に国産の銘柄牛の肉を使用、比較的高めの値段設定で運営し、他の業態においても素材にこだわった高級料理を提供、2006年3月期の年売上高は約66億400万円を計上していた。

 しかし、近年はBSEの影響や安価な焼肉店との競合が激化するなど業界環境が悪化するなか、リーマン・ショック以降の景気後退、個人消費の低迷の影響などから、2011年3月期の年売上高は約41億3100万円に減少、3期連続の最終赤字を余儀なくされていた。

 この間、2008年に新規出店した際の投資負担が資金繰りを圧迫していたうえ、新規出店に伴う資金調達が不調に終わったことなどから資金繰りは多忙化。


2009年頃には支払いにも支障を来たし、不採算店舗の撤退や人員削減などのリストラのほか、金融機関に対するリスケの要請などで立て直しを図ってきた。

 しかし、今期に入ってからも生肉ユッケによる食中毒事件や牛肉のセシウム汚染問題など市場環境は悪化。


そこで、当社は、事業再建のために今年3月9日に新たに

(株)平城苑(資本金100万円、足立区綾瀬4-16-7、

代表鏑木順之氏)を設立、新会社においてすべての店舗営業を

行うこととし、旧・平城苑は現商号に変更した。

 申請代理人によると、新会社(株)平城苑が民事再生法の適用を申請したものではないため、仕入などの営業債務や賃貸借契約、リース契約など営業に関わる契約関係には一切影響を与えない。


また、スポンサーもついたとしており、店舗は新会社において平常通り営業している。