【1月28日 AFP】
スペインの航空会社スパンエア(Spanair )は27日夜、
経営難のため運行する全便をキャンセルすると発表した。
同社は声明で「今後の資金調達の見通しが立たないため、
安全性を十分に考慮して運行を停止する」としている。
同社は27日夜の到着便をもって運行を取りやめ、
翌28日はスペイン国内の空港各所が
フライトをキャンセルされた乗客で混乱する事態となった。
現地メディアは週末のフライトを予定していた
少なくとも2万2000人の乗客が影響を受けたと報じている。
発表直後、AFPの取材に対する同社のコメントは得られなかった。
(c)AFP
概要 [編集 ]
西アフリカへの拡張に加え、スペイン国内、ヨーロッパ内に定期旅客便ネットワークを提供している。
国際的なチャーター便はツアー会社のためにも運航を行っている。
ここの主要な空港はマドリード・バラハス国際空港 (MAD)、及び バルセロナ・エル・プラット国際空港 (BCN) のハブ空港と共に、パルマ・デ・マリョルカ空港 (PMI) である。
2535人のスタッフを抱えている。
歴史 [編集 ]
スパンエアーは1986年 12月に設立され1988年 3月から運航が開始された。
スカンジナビア航空 (SAS)と Viajes Marsans(es ) との合併会社として企画され、ヨーロッパ地域へのチャーター運航を開始する。
アメリカ合衆国 、メキシコ 、及びドミニカ共和国 への長距離路線は1994年3月の国内線定期運航に続き、1991年に始まった。
1990年代後半にワシントン及びブエノスアイレスへボーイング767-300 型機を使用した長距離路線の運航を行った。
スパンエアーは2003年 にスターアライアンス に加盟した。
マイレージプログラム は大株主のスカンジナビア航空の「SASユーロボーナス」に統合されず、独自プログラムである「スパンエアープラス(Spanair Plus)」を運営している。
スカンジナビア航空グループ (SAS・94.9%) 及びMarsansグループ (5.1%) が株主であったが、2008年 、スカンジナビア航空はスパンエアーの株式売却を決定し、イベリア航空 が購入する意向を示していたが、実現には至らなかった。
その後、2009年 1月31日 にスペインの投資コンソーシアム・Iniciatives Empresarials Aeronàutiques (IEASA)が株式の80.1%を取得し、残り19.9%はSASが保持することとなった。
就航路線 [編集 ]
スパンエアーは以下の都市へ就航している (2005年1月現在):
- 国内線定期便就航地:ア・コルーニャ 、アリカンテ 、アストゥリアス州 、バルセロナ 、ビルバオ 、フエルテベントゥーラ 、イビサ 、ランサローテ 、ラス・パルマス・デ・グラン・カナリア 、マドリード 、マラガ 、パルマ・デ・マジョルカ 、サンティアゴ・デ・コンポステーラ 、セビリャ 、テネリフェ 、バレンシア 及び ビーゴ 。
- 国際線定期便就航地:アンコーナ 、アテネ 、ベルリン 、ケルン 、コペンハーゲン 、ダブリン 、エディンバラ 、フランクフルト・アム・マイン 、リスボン 、ロンドン 、マラボ 、ミュンヘン 、ニース 、オスロ空港 、パリ 、ストックホルム 、テッサロニキ 、ウィーン 及び チューリッヒ 。
保有機材 [編集 ]
スパンエアー・グループの機材は以下の航空機で構成される (2008年現在):
- エアバスA320-200 型機 19機
- エアバスA321 -200型機 5機
- ボーイング 717 型機 3機
- マクドネル・ダグラス MD-81 型機 1機
- マクダネル・ダグラスMD-82型機 9機
- マクダネル・ダグラスMD-83型機 13機
- マクダネル・ダグラスMD-87型機 11機(SASからのリース機も含む)
- フォッカー F100 型機 3機