インドが金融緩和に転換、成長寄りにシフト:識者はこうみる | 人生の水先案内人

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[ムンバイ 24日 ロイター] 

インド準備銀行(中央銀行、RBI)は24日、

政策金利を据え置く一方、現金準備率を引き下げた。

約2年にわたりインフレ抑制を目指す政策運営を続けてきたが、流動性がひっ迫した状況を緩和する措置を講じることで、成長にも目配りする方向にかじを切った。


インド中銀の政策決定に関する識者の見方は以下の通り。



3月の政策金利引き下げを予想


<SMCグローバル・セキュリティーズ(ニューデリー)のストラテジスト兼リサーチ部門代表、Jagannadham Thunuguntla氏>


CRR(現金準備率)の引き下げは、(政策金利である)レポレートとリバースレポレートの引き下げが近付いていることの前兆だ。

私は、3月に実施されるとみている。


中銀にとっては現在、経済成長とインフレが同じくらい重要なのだと思う。



中銀はインフレ警戒姿勢維持


<フォーキャストのエコノミスト、RADHIKA RAO氏>


現金準備率の引き下げは、主要政策金利変更の前触れと受け止められる可能性がある。

われわれが予想していたよりも早い3月に25ベーシスポイント(bp)の引き下げがある見込みだ。


声明からは、成長減速の兆候や外部要因による逆風にもかかわらず、中銀が依然としてインフレに警戒的な姿勢を維持していることがうかがえる。

とはいえ、政策担当者らは今後、食品価格主導のインフレ率鈍化に自信を深め、利下げに動くだろう。

2012年末までに75bpの利下げを見込んでいる。


インフレ再加速へ、3月利下げは予想せず


<スカンジナビスカ・エンスキルダ・バンケン(シンガポール)のアジア戦略責任者、SAILESH K. JHA氏>


声明は非常にハト派だ。

インフレが2月までに再び加速すると予想され、財政的な問題が差し迫っているという状況で、インドルピーにとってネガティブ要因だと思う。


今回の現金準備率の引き下げについて、3月の政策金利引き下げの前触れとは思わない。

われわれはインフレが加速すると予想している。

現金準備率が再び下げられる可能性はあるが、政策金利の引き下げはまだないと考えている。