1月13日(ブルームバーグ):
きょうの日本株市場で、株価変動材料があった銘柄の
午前の値動きは以下の通り。
輸出関連株:
東証1部売買代金上位ではホンダ (7267)が一時前日比3.3%高の2552円、
キヤノン (7751)が3.2%高の3360円、
トヨタ自動車 (7203)が2%高の2648円など。
12日に実施されたスペイン、イタリアの入札が順調に消化され、欧州債務不安が和らいだ。
また、きょう午前の東京外国為替市場でユーロ・円相場が1ユーロ=98円台前半と、前日夕時点から円安方向に振れており、業績の先行き懸念も後退した。
機械株:コマツ (6301)が一時4%高の1978円、
日立建機(6305)が4.4%高の1379円、
森精機製作所(6141)が2.8%高の693円など。
日本工作機械工業会が12日に発表した昨年12月の工作機械受注額(速報値)は前年同月比17.4%増と、25カ月連続で前年実績を上回った。
国際石油開発帝石 (1605):一時3.3%高の52万7000円。
西オーストラリアで開発準備を進めているイクシス液化天然ガス(LNG)プロジェクトに1兆9000億円投資する、と13日に発表。
仏トタルと提携し、西豪州沖合に位置するイクシス・コンデンセート田を開発する。
日本が主導する初の大型LNG開発プロジェクトで、2016年12月末までの生産開始を目指す。
埋蔵量は年間800万トン超のLNGを約20年間生産できる規模で、将来的な業績寄与が見込まれた。
日本車両製造 (7102):一時13%高の327円。
JR東海(9022)から新幹線「N700A」160両(10編成)を受注した、
と12日に発表。
受注額は非公表としている。
今後の業績寄与を見込む買いが膨らんだ。
大平洋金属 (5541):一時6.1%高の381円。
ゴールドマン・サックス証券は12日、12年の注目銘柄とテーマに関するストラテジーリポートで、ことし最もリターンリバーサルが期待できる銘柄の一つとして同社株を選定した。
東洋電機製造 (6505):一時4%安の291円。
12年5月期の連結純利益予想を従来比42%減の7億5000万円(前期比11%増)に引き下げる、と12日に発表。
円高や原材料価格高騰などで利益率が悪化するほか、法人税率変更に伴う法人税等調整額の増加が響く。
ヤマダ電機 (9831):一時2.8%高の4950円。
クレディ・スイス証券は12日、目標株価を9500円から8200円に下げた。
投資判断は「アウトパフォーム」で継続。
伊藤忠テクノソリューションズ (CTC、4739):一時4.2%高の3615円。
クレディ・スイス証券は12日、投資判断を「中立」から「アウトパフォーム」、目標株価を3680円から4100円に上げた。
森本展正アナリストはリポートで、今期業績の上方修正期待があるほか、来期の増益予想を株価に織り込むと判断している。
東洋炭素 (5310):一時5.3%高の3255円。
国内、アジアを中心とした海外で太陽電池・半導体関連向けが堅調に推移し、11年6-11月期の連結営業利益は前年同期比46%増の44億1000万円だった、と12日に発表。
63億円で据え置いた12年5月通期計画に対する進ちょく率は7割に達し、今後の上方修正を見込む買いが先行した。
電通 (4324):一時4.4%高の2424円。
昨年12月度の単体売上高は前年同月比8.4%増だった、と12日に発表。
雑誌、テレビ、インタラクティブメディア、マーケティング/プロモーションなどが好調だった。
野村証券では、東京モーターショーなどによる押し上げ効果もあり、堅調な広告需要を確認できたと指摘。
この流れは1月も続く、との認識を示した。
OSG (6136):一時4.3%高の1072円。
主力のタップ、超硬ドリルなどの需要が自動車向けを中心にアジアで高水準を維持、国内でも震災後は回復基調となり、11年11月期の連結純利益は円高のマイナス要因を吸収し前の期に比べ57%増の59億円だった、と12日に発表。
12年11月期は前期比25%増の74億円を見込む。
ダイセキ環境ソリューション (1712):一時7%安の15万8500円。
土壌汚染調査・処理事業を中心に売り上げを伸ばし、11年3-11月期の連結営業利益は前年同期比7.1倍の3億9700万円と膨らんだが、四半期ごとに見ると6-8月期の1億9300万円に対し、9-11月期は1億900万円と減速。
年初から前日までに13%高と、同期間の東証建設株指数 の2.5%高をアウトパフォームしていた中で、先行きを懸念する売りに押された。
コーナン商事 (7516):一時4.6%安の1225円。
新規出店効果、商品別では木材・建材や園芸用品、資材・エクステリア関連の高い伸びで、11年3-11月期の連結営業利益は前年同期比14%増の152億円だった、と12日に発表。
206億円を見込む12年2月通期計画に対する進ちょく率は74%、四半期ごとに見ると3-5月の64億円、6-8月の55億円、9-11月の32億円と漸減しており、伸び率鈍化を懸念する売りが先行した。
川上塗料 (4616):一時5.7%安の117円。
想定以上の円高、原材料価格の高騰で収益性が悪化、販売価格の改定努力を補えず、11年11月期の連結営業利益は7700万円と、従来計画の1億2800万円から4割下振れたもようと12日に発表。
前の期との比較では、2.1倍に増益率が縮小した。
オンリー (3376):7000円(18%)高の4万5500円でストップ高。
スーツ、シャツともに伸び、既存店売上高が前年同期比9.9%増と好調だったことで、9-11月期(第1四半期)の連結営業利益は前年同期比44%増の3億7200万円だった、と12日に発表。
12年8月通期計画の8億500万円に対する進ちょく率は46%に達し、
今後の上方修正を見込む買いが膨らんだ。
ジャスダック市場の上昇率上位に並ぶ。
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更新日時: 2012/01/13 10:32 JST